味な話の素  No.264 2025年04月号(10641-10720) Since 2003/04/29

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変われるリーダー考(20) [80] 2025/04/30 Wed 10720 昨日 [77] の続き
 中学生のわたしが、[無条件反射]について首を傾げたのは、口の中に「[食べ物]が[入る]」と[唾液が出る]ことを[無条件]と呼ぶ点でした。「それって[食べ物]が[条件]というか[刺激]になったんじゃないの」と思ったわけです。その疑問はなんとなくわかります。これは、おそらく和訳に問題があるからだと思います。
 英語で[条件反射]は[conditioned reflex]、[無条件反射]は[unconditioned reflex]です。つまりは「条件付けられた]のか[条件付けられていないのか」の違いなのです。そもそも受け身的にしているところが素晴らしいですね。[無条件反射]は「無条件に起きる」のではなく「生得的に起こされる]のですから。
昭和の唄[読み解き](13) [79] 2025/04/30 Wed 10719 昨日 [76] の続き
 二日酔いでも寝ぼけていても タイムレコーダーガチャンと押せば どうにか格好がつくものさ
 タイムレコーダーなるものが「輸入(?)」されたのはいつのことだろうか。それは時間で人を管理するための典型的なマシーンだった。ところが、一応、カードをガチャンとはめて記録すれば、あとは[二日酔い]でも、はたまた[寝ぼけて]いても何とかなるとは、何とも困ったものである。映画「ニッポン無責任時代」は観た記憶はないが、これを唄ったボーカルの植木等のイメージからすると、主として事務系、これに営業担当を含むサラリーマンだった。
[bay]と[gulf] [78] 2025/04/30 Wed 10718
 英語の[Bay]と[Gulf]は[湾]と訳される。最近、あの大統領が[メキシコ湾]を[アメリカ湾]と一方的に呼称を変えた。大統領執務室にもその地図が置かれている。まるで[駄々っ子]である。
 わが国は海に囲まれていることから、[東京湾]、九州の[博多湾]など、おびただしい数の[湾]がある。これらを英語にすると、[
Gulf of Mexico][Tokyo Bay][Hakata Bay]となる。
 [
Bay]と[Gulf]の違いは、そのサイズにある。前者は小さく、陸地に囲まれている感じになる。一方の[gulf]は囲っている陸地のスケールが大きい。つまりは、大きさに違いがあって、 [Bay]は相対的に小さく穏やかであるのに対し、[Gulf]は広大で国境を跨ぎ、戦略的な役割を担うことが多い。過去には「湾岸戦争(Gulf War)」なるものがあった。クゥエートに進行したイラクとアメリカが主導する多国籍軍との戦争で、1990年に勃発した。このときは[ペルシャ湾]が戦場になった。
 いろいろと勉強になりますね。
変われるリーダー考(19) [77] 2025/04/29 Tue 10717 昨日 [74] の続き
 さて、光文社の[カッパブックス]ですが、そもそもは「書き下ろしのノン・フィクションもの」として生まれたものでした。わたしが[パブロフの実験]に接したのは、まさに[ノン・フィクション]の元祖[カッパブックス]だったのです。
 ひょっとすると、それは林髞著「頭がよくなる本 -大脳生理学的管理法-」だったかもしれません。受験生にとっては何とも魅力的なタイトルではありませんか。
 その後、[カッパブックス]の[姉妹シリーズ]として、長編小説を主体とした[カッパ・ノベルス]が登場します。松本清張のシリーズは、こちらに含まれるのですが、わたしの頭の中では、すべて[カッパブックス]でした。
昭和の唄[読み解き](12) [76] 2025/04/29 Tue 10716 昨日 [73] の続き
 演歌の[読み解き]を改題して続けます。[サラリーマン小唄]に刺激されて、クレージーキャッツの[ドント節]といきましょう。作詞青島幸男、作曲萩原哲晶で、映画「ニッポン無責任時代」の挿入歌です。
 その一番
 サラリーマンは 気楽な稼業と来たもんだ 二日酔いでも寝ぼけていても タイムレコーダーガチャンと押せば どうにか格好がつくものさ
 チョッコラチョイと パアにはなりゃしねェ
 アッソレ ドンと行こうぜ ドンとね
 ハ ドンガラガック ドンとドンと行きましょう
 いきなり[サラリーマン]とくるので[サラリーマン小唄]に続けてみました。今では問題になるところもありますが、一世を風靡したクレージーキャッツが得意とした戯れ歌の一つです。
 朝から晩まで企業戦士として戦っていた(と言われている)[20世伝説]の[サラリーマン]を「気楽な稼業」と言い切るのですから、かなり衝撃的です。<♪> 
祖父からの手紙(19) [75] 2025/04/29 Tue 10715 4月26日 [67] の続き
 道雄さんは病気しているのではないですか。伊万里ニュースを14日から15日、16日の今朝まで待っていても郵便受けに例の茶色の封筒は見出せないでがっかりするやら心配やら。14日、15日までは第二学期に入って、学校の方が忙しくて遅れたのかとも思ったが、今日迄で来ぬところを見ると心配になってきました。
 この手紙の末尾には、9月16日朝10時と記載されています。封筒の切手を剥がしているので正確な年はわかりません。おそらく、わたしが中学生になった1961年(昭和36年)でしょう。 祖父は、孫がつくった「手書き新聞」が届くのを待ち焦がれていたのです。
変われるリーダー考(18) [74] 2025/04/28 Mon 10714 昨日 [72] の続き
 わたしは、初めて[無条件反射]の話題に接したとき、「うん?」と首を傾げた記憶があります。それはおそらく中学生のころというあいまいさですが、脳について書かれた本で[パブロフ]の実験が取り上げられていました。
 その本は光文社の[カッパブックス]だったのではないかと思います。[カッパブックス]はソフトカバーの新書版で、「点と線」をはじめ、松本清張の作品を連発していました。わたしの手元には「点と線」の第41版(1962年)があります。初版は1950年7月10日ですが、第41版は200円です。著者の英語名が“Seityô Matumoto”とローマ字表記になっています。
演歌の[読み解き](11) [73] 2025/04/28 Mon 10713 4月26日 [68] の続き
 [サラリーマン小唄]6番 春におくれた 花でさえ いつか開いて 実を結ぶ  やる気負けん気 なくさなきゃ  きっと花咲く 時がくる。
 いやはや、時間はかかるかもしれないけれど、いつかは管理職になれるかもね…。まあ、「やる気と負けん気」だけはなんとか維持しときましょうよ。
 全体としては平社員の悲哀をコミカル化した[小唄]というわけです。かなり自虐的ではありますが、何かといえば[小唄][浪花節]、[ゴルフ]で自慢する上層部に対する皮肉も忘れていません。ひょっとして「面従腹背」かもね。
 なお、この唄の作詞:木下龍太郎、作曲:白石十四男です。
変われるリーダー考(17) [72] 2025/04/27 Sun 10712 昨日 [69] の続き
 [学習]と言えば、パブロフの犬がよく知られています。彼はロシアの生理学者ですが、犬に餌を与えると同時にベルやメトロノームの音を聞かせました。
 食べ物が口の中に入ると唾液が出ます。これは動物に本来備わっているものです。主体が「ものが口に入ったから、さあ唾液を出すぞーっ」と意識して行う行動ではありません。また「長年の努力によって唾液が出るようになった」と表彰状や認定証をもらうこともありません。その意味で[食べ物が口に入る ☞ 唾液が分泌される]のは[無条件]に起きる[反射]というわけです。
歴史に名を残す大統領 [71] 2025/04/27 Sun10711
 [アメリカが中国に経済で歴史上初めて負けた際の大統領] あの方はこんな呼称で歴史に残ることになりそうな気がします。何やら中国に対する関税を自主的に(?)下げそうな言い回しが出てきました。ともあれ、歴史的なことで主人公になるのですから、ご本人にとっては、密かに、いやあからさまに狙う[ノーベル平和賞]を超える名誉なことでしょう。
 いずれにしても、自分がどんなにミスっても、ご本人の辞書には「謝罪」や「後悔」などの言葉は載っているはずもありません。おそらく彼に投票した人たちも「ちょっと違うんじゃないの」と思い始めているのではないんでしょうか。
日記の中の母(66) [70] 2025/04/27 Sun 10710 4月20日 [52] の続き
1973年10月24日水曜日 竹下鉄工のサーベイで6時に北方(小倉の自宅)を出る。サーベイの途中、研究所にTelしたら、妹からTelがあったという。連絡してもらったところ、母の容態が悪かったが、今は元にもどったとのことであった。
 安心して、□□(後輩)の大学院入試が終わったことを祝うため□□さんらと食事する。
 久留米の竹下鉄工でのリーダーシップ調査のため、朝早く出かけた。おそらく昼休みに研究所に電話して、病院の母に付き添っている妹からの伝言を聴いたのだろう。そもそも術後2ヶ月を超えているのに[容態が悪い]こと自身が重大な問題である。
 
変われるリーダー考(16) [69] 2025/04/26 Sat 10709 昨日 [66] の続き
 心理学は人間の行動を研究対象にしていますから、使用する用語も一般的に使うものとの重なりがあります。たとえば[学習]などはその典型でしょう。
 ただし、その定義は相当に異なります。【学習】は[経験]によって[新しい反応や行動]が身に付いて、それが[永続的]に変わらないものと定義されます。はじめから無条件に備わっているものは基本的に[遺伝]によるものですから、それ以外はすべて[学習]というわけです。
演歌の[読み解き](10) [68] 2025/04/26 Sat 10708 昨日 [65] の続き
 [サラリーマン小唄]5番 でかい失敗 しなければ  ながく面倒 見てくれる  これで月給が 多ければ  こんないいとこ 他にない
 いやはや昭和ですね。[デカい]失敗がどの程度のものかは、組織によって様々でしょう。ともあれ、[無難]に仕事をしていれば、[ながく面倒見てくれる]んです。まさに[終身雇用]の恩恵あふれるシステムです。
 それに[年功序列]が常識でした。何と言っても[年の功]ワールドです。因みに【年の功:年をとって経験が豊富になったこと。また、その経験の力(精選版 日本国語大辞典)】ということです。
祖父からの手紙(18) [67] 2025/04/26 Sat 10707 4月17日 [44] の続き
 世界を小さく縮めた吉田株式会社の製品は何でしょうか? 知りたいものです。肝心な商品名を落としています。言葉は素晴らしかったけれど。
 手紙の文面から察すると、祖父に送っていた新聞「伊万里ニュース」に吉田株式会社の広告を出していたようです。ところが、肝心の商品が明記されていなかったのでしょう。中学生になりたてで、新聞に載っているあれやこれやの宣伝文句にが目に飛び込んできて、その大向こうを張ったのだと推測します。「世界を小さく縮めた」などという出だしから察すると、[誇大広告]の気配が漂いますね。
変われるリーダー考(15) [66] 2025/04/25 Fri 10706 昨日 [63] の続き
 【キャラクター ①(人の)性格。性質。ひとがら。持ち味。また、特に芝居、映画、小説、漫画などの登場人物、役柄をいう。[精選版 日本国語大辞典] ①性格。人格。個性。キャラ。[広辞苑]】 両者に共通するのは、[性格]がトップに挙がっていることです。
 そこで、次は[性格]となりますが、これは【①その人固有の性向、性質。感じかた、考えかた、行動のしかたなどに現れる、その人特有の性向をいう。もちまえの特質。キャラクター。[精選版 日本国語大辞典] ①各個人に特有の、ある程度持続的な、感情・意志の面での傾向や性質。ひとがら。[広辞苑]】と説明されています。いずれも常識的なところでしょう。両者の違いは[広辞苑]に「ある程度持続的」と条件が付いている点にあります。ともあれ、その人に[固有][特有]であるとまとめています。
演歌の[読み解き](9) [65] 2025/04/25 Fri 10705 昨日 [62] の続き
 [サラリーマン小唄]4番 辞職覚悟で上役に啖呵を切りたくて、心の中では拳を振り上げてはみたものの…。脳裏には[可愛い子]と[妻]の顔が浮かんできたわけです。子や妻が「お父さん、拳を降ろして」などと懇願しているのではありません。そんなことは置いといて、とにかく[拳が降りてしまって]いました。何せ、昭和の時代、働くお父さんたちは[一家の大黒柱]だと言われていたのでした。
 ああ、厳しいね、やるせないね。言いたいことも言えないんだから悔しいね…。
悲惨な二期目(10) [64] 2025/04/25 Fri 10704 4月19日 [49] の続き
 フランクリン・ルーズベルト大統領は任期の途中で亡くなりました。その後、トルーマンが引き継いで原爆投下にまで至ります。戦勝国のアメリカは1951年に憲法を修正し、大統領は2期8年となりました。
 さてさて、自分の国も含めて世界中を振り回している2期目のあの人はどうなんでしょうね。連続しないで2期目の当選を果たしたのは、史上二人目だそうです。ともあれ、[超エクサイティング]な人ですが、ご本人は[栄光の2期目]を確信しているかのように見えますね。いやはや…。
 
変われるリーダー考(14) [63] 2025/04/24 Thu 10703 昨日 [61] の続き
 「変える」「変われる」シリーズも終わりに近づいてきました。ご質問で挙げられたのは[意識][考え][キャラクター]の3つです。その中で、[意識]と[考え]は「変える」「変えられる」対象になるだろうと推測されています。それでは ご指摘の対象にならなかった3番目の[キャラクター]はどうなのでしょう。
 まあ、理屈を大事にするなら、[キャラクター]の意味を共有化しておく必要があります。そうでなければ、茶筒のシルエットを横から見て「これは長方形だ」、上から光を当てたものを見せられて、「これは円形だ」と議論しても噛み合いませんね。
演歌の[読み解き](8) [62] 2025/04/24 Thu 10702 昨日 [60] の続き
 [サラリーマン小唄]4番 上役が「あったまあ」にくることを繰り返すので、堪忍袋の緒が切れてしまいました。ついにはカッときて、「何言ってやがるんだい。上役だと思って黙って話を聴いてりゃあ、いい加減なことばかり言いやがって。俺はなあ…」などと[啖呵]を切る決意をしたわけです。そこまでやるのですから、胸のポケットには覚悟の[辞表]を納めています。いえいえ、[小唄]では[片手に握りしめ]ですから、周りからも見え見え状態ですね。
変われるリーダー考(13) [61] 2025/04/23 Wed 10701 昨日 [58] の続き
 リーダーシップを[特性]よりも[行動]として受け止めて、その改善にトライし続けましょう。わたしとしては、トレーニングでこの点を強調するわけです。その視点から見れば、[意識][考え]は[行動]の前段階として位置づけられるでしょう。日常的には、「[意識]して行動するする」、「[考えて]行動する」などと言います。その意味で、トレーニングで「まずは[意識]や[行動]を変える」ことが出発点になるのですね。ただし、欲張り的には、それを直ちに[行動変容]にまで繋げていただきたいのです。
演歌の[読み解き](7) [60] 2025/04/23 Wed 10700 昨日 [53] の続き
 「サラリーマン小唄」の4番 辞表片手に 握りしめ  啖呵切きりたい 時もある  上げたこぶしを 下すのも 可愛い子のため 妻のため
 「啖呵を切る」とは、「歯切れのよい言葉で、相手を圧倒するように、まくし立てる」ことです(広辞苑)。時代劇やヤクザ映画で定番の「おひけえなすって、あっし…」のご挨拶用語でした。仁義を切るとも行っていましたね。
4人の物語(93) [59] 2025/04/23 Wed 10699 4月9日 [23] の続き
 Aが小学校2年生の冬休み、1956年12月29日の絵日記 きょう、お父さんとわらいやいこをしました。さるのかおをしたりして「ぶふふははは。」と笑いました。「お父さんはかおがまっかだ。」というとお父さんも「Aちゃんも真っ赤だ。」といってまた大声をあげて、二人でわらい出しました。おわり
 何がきっかけになったのはわからないが、Aは父親とこんな「笑い合い」をした記憶が蘇る。[猿の顔]は瞬時にして思いだした。しばらくは息ができないほど、お腹が痛くなるほど笑ったことが目に浮かぶ。
変われるリーダー考(12) [58] 2025/04/22 Tue 10698 昨日 [56] の続き
 さてさて、「変われる」「変えられる」対象として、ご質問では[意識][考え][キャラクター]の3つを挙げていらっしゃったのですが、前の2つについては、わたしなりの回答をまとめてきました。
 そこで最後は[キャラクター]に進むことになります。ただ、その前に少しだけ追加的にお伝えしたいことがあります。それは、[行動]についてです。ご質問には含まれていないなかったのですが、結論を先に言えば、わたしとしては[行動]を「変えられる」対象として考えていただきたいわけです。
 
演歌の[読み解き](6) [57] 2025/04/22 Tue 10697 昨日 [55] の続き
 「サラリーマン小唄」3番のラスト やっと本社に もどされりゃ 好きなあの娘は 人の花
 辞令一つで西東、北に南と転勤し、いや行かされてようやく本社に返り咲きというお話しです。
 とりあえずはめでたし、めでたし、と思って、勇躍と出勤すると衝撃が走るわけです。密かに心を寄せていた、あるいは先方もその気があると思っていた彼女はもういないんですね。今日では「人の花」という表現が適切かどうか危ういが、ご当人のガックリ感がにじみ出ています。これもまたサラリーマンのエレジーというところでしょうか。
変われるリーダー考(11) [56] 2025/04/21 Mon 10696 昨日 [54] の続き
 わたしがお勧めする「朝令暮改」とは、「あれやこれや言う前にとにかくやってみましょうよ」ということです。そうでないとものごとは前に進みません。「やれない理由を探すよりも、まずはアクションありき」で行きたいわけです。
 その上で、「こりゃあうまくないなあ」と思ったら、即元に戻りましょうという話です。これがわたしの辞書に掲載されている「朝令暮改」です。そんなわけで、「朝令」は「自分あるいは自分たちが自分あるいは自分たちに[命令する]というよりも、自分たちで[決定する]と考えるわけです。
 
演歌の[読み解き](5) [55] 2025/04/21 Mon 10695 昨日 [53] の続き
 「サラリーマン小唄」の3番 「辞令ひとつで 西東 今日は札幌 明日博多 やっと本社に もどされりゃ 好きなあの娘は 人の花
 サラリーマン、つまりは給料取りは辞令があればどこに行くやら、いや行かされるやらわかりません。北の北海道は札幌かと思えば、南の九州博多まで、とにもかくにも言われるがままの悲哀に満ちた嘆き節です。
 それも嫌な派閥なんぞに組み込まれれば、人生、集団の力学で右に左に、上に下にと揺れまくる。やれやれですねえ。宮仕えはつらいんです。
変われるリーダー考(10) [54] 2025/04/20 Sun 10694 昨日 [51] の続き
 もう一つ、「朝令暮改」についても触れる必要があるでしょう。これは「朝、命令したことを、夕方には変えてしまう」ということで、「言っていることがブレまくる」のを批判する言葉です。こんな政府やお役所があってはたまったものではありません。それは組織のトップにも当てはまります。それが本来の意味ではあるとして、天の邪鬼のわたしはこれを「プラス」に読み替えることをお勧めしているのです。とにもかくにも、ここでは「変わる」ことが最優先です。そこでまずは「変えてみよう」と一歩踏み出せばいいのです。
演歌の[読み解き](6) [53] 2025/04/20 Sun 10693 昨日 [50] の続き
  「サラリーマン小唄」の2番、[仲人マニアの常務さん]から[ゴルフ ゴルフの部長さん」まできてから、「秘書を持つ身が夢ならば せめてなりたい係長」ときました
 わたしは給料取りではありましたが、大学という組織で仕事をしただけでキャリアを終えました。そもそもどの段階から秘書が付くのかわかりません。もちろん組織の大小などいろいろあるでしょう。そんなわけで[係長]に秘書がいるのが普通かどうかもわかりません。まあ、ここは「唄の文句」ですから、文字数合わせなんぞもあったのでしょうね。細かいことは申し上げません。
日記の中の母(65) [52] 2025/04/20 Sun 10692 4月13日 [33] の続き
 1973年10月23日火曜日 睡眠3時間で竹下鉄工のサーベイへ。夜遅くに小倉に着いた。明日がまた早い。エサキダイオードの江崎氏がノーベル賞。
 竹下鉄工所はヤンマー建機株式会社になっている。当時はミニショベルなどの建機を作る会社だった。わたしの記憶では久留米にあった工場に出かけていた。ここでサーベイと言っているのは、リーダーシップ調査である。この日はよほど疲れたのか、日記は3行で終わっている。江崎玲於奈氏については、もとソニーの研究員で、名前はよく知っていた。まだ日本人のノーベル賞受賞者が3人しかいない時代だった。 
変われるリーダー考(9) [51] 2025/04/19 Sat 10691 昨日 [48] の続き
 
[説得]は「自分は変わらないけれど、あなたたちは変わりなさい」という一方的な姿勢から生まれるものです。これに対して、[納得]は「あなたたちが変わるでけでなく、わたしもしっかり変わる覚悟をしてますよ」という働きかけから得られると考えるわけです。そして、リーダーは[説得]では[納得]を大事にするリーダーシップを発揮しましょう。
 世の中は複雑ですから、結果としてはリーダーが変わらなかったということがあるかもしれません。しかし、リーダーはどんなときにも「自分が変わる覚悟」を持ち続けることが大事なのです。
 これが、わたしの「説得と納得は違う」という話の主旨です。そんなことから、ご質問者は、「変われる」あるいは「変えられる」対象は[意識]と言うより[考え]かもしれないなとの思いになられたということです。
演歌の[読み解き](5) [50] 2025/04/19 Sat 10690 昨日 [47] の続き
 「サラリーマン小唄」の2番、[仲人マニアの常務さん]に続くのは[ゴルフゴルフの部長さん」です。
 わたしは76年の人生の中で、ゴルフクラブを一度だけ、それも長くても10分間
超えない時間持ったことがあります。それは職場の調査に出かけた三井グリーンランド(現グリーンランド)でのことです。この話をしはじめると終わらなくなりますので、「わたしのゴルフ体験」はお蔵に入れます。
 ゴルフは今でも任意スポーツのようですが、ある時期は[猫も杓子(ゴルフ好きの方、こんな表現をしてごめんなさい)]もゴルフ」状態でした。
悲惨な二期目(9) [49] 2025/04/19 Sat 10689 4月16日 [41] の続き
 フランクリン・ルーズベルトは1941年12月8日(日本時間)に日本の真珠湾攻撃を受けたときの大統領です。この日、アメリカの両院合同会議の冒頭で“Yesterday, December 7, 1941-a date which will live in infamy...”と述べたのでした。それは[恥辱の日]スピーチと言われています。英語の“infamy”は、【①悪名、汚名、悪評、(破廉恥な行為に対する)世間の非難 ②(1)恥ずべき行動[性格] (2)破廉恥行為、醜行、醜聞、非行】などの意味が並んでいます(ランダムハウス英和大辞典)。言葉は、それを発する人あるいは人々の心情、文化的背景など、様々な要因が絡み合って使われます。そんなことで[情緒を含めた真の意味]が100%伝わることは、同じ言語間でもあり得ません。このとき、大統領としては「史上初めて恥を掻かされた日」という気持ちを表現したのでしょうか。
変われるリーダー考(8) [48] 2025/04/18 Fri 10688 昨日 [46] の続き
 わたしの「説得と納得は違う」という話は、次のようなものです。
 組織では「変われるリーダー」が求められています。リーダーたちは、様々な場面で部下たちを変えようとします。組織の活性化や安全性向上のために、発想の[転換]を求め、行動の[変容]を強調します。それはいいのですが、同時にリーダー自身が[変わる」覚悟をしておかなければなりません。ここでわたしは[説得]と[納得]の違いがあると考えています。もちろん、国語辞書との整合性はありません。それは[わたしの国語辞書]に載っているのですから。それによると、[説得]は相手を[変えよう]とするだけで、自分が[変わる]意味は含んでいません。これに対して[納得]には、「[説得]する側も[変わる]覚悟がありますよ」というメッセージが込められているのです。そして、その決意が、少なくとも部下たちからそう見られていることが重要なのです。
演歌の[読み解き](4) [47] 2025/04/18 Fri 10687 昨日 [45] の続き
 今や[仲人:媒酌人」]は消滅した感じです。個人的なことですが、わが夫婦は恩師の三隅二不二先生に仲人をお願いしました。
 先生が披露宴のご挨拶の中に、2年前に亡くなった母のことを入れられたのには感動しました。しかも「吉田君のお母様は2年前にお亡くなりになり…」の後に、「いや、今この場所におられるに違いありません…」といった主旨の文言まで付け加えられたのです。わたしはそこまで言及されるとは予期していませんでした。
 天国の先生に叱られそうですが、先生の講義や講演でのお話しぶりは、それほど上手ではありませんでした。これ、わたしだけの意見ではございませんので、念のため。そこで、こうした思いやりあふれる言葉をお聞きしたので、感動してしまいました。
変われるリーダー考(7) [46] 2025/04/17 Thu 10686 昨日 [43] の続き
 さて、わたしとしては「[意識]は変えられる」との結論に達しました。次は[②考え]になります。こちらは直感的に、つまりはあまり考えずに「変えられる」気がしますね。これについても[意識]のように、あれやこれやと議論することはできそうですが、ここでは「変えられる」としておきましょう。
 ただし、ご質問では「説得と納得は異なる」「朝令暮改」などの話を聴くと、[②考え]の意味合いの方が強いのかと疑問が浮かんだ」と言われています。こうなると、説得と納得」「朝令暮改」のお話しはパスできなくなります。
演歌の[読み解き](3) [45] 2025/04/17 Thu 10685 昨日 [42] の続き
 「サラリーマン小唄」の2番
 
仲人マニアの 常務さん   ゴルフゴルフの 部長さん    秘書を持つ身が 夢ならば   せめてなりたい 係長
 いまや[仲人]なるものは死語化してそうですね。このごろは学生などの若者と接することがありません。彼らのどのくらいが[仲人]という言葉を知っているのでしょう。まあ、唄の文句で[マニア]と言われるくらいですから、[媒酌人]をした回数を[自慢]するお偉いさんがあちこちにいたわけです。もっとも、わたしたちの時代でも、本当に「二人の中に入って仲介した[仲人]」はほとんどいなかったわけで、かなり形式的なものではありました。
祖父からの手紙(17) [44] 2025/04/17 Thu 10684 4月14日 [37] の続き
 中学生になったら小学校のころのようにのんきにしてはいられません。先には高等学校の狭き門がありますからね。この門を見事パスするためには、中学生に入ったその時からしっかりふんどしを引き締めてかからなければ、卒業間際であわててもダメです。そのためにはニュースの量が減っても仕方がありません。それだからといって、勉強の虫になって体を壊しては何にもなりませんから、体を大事にすることにも心がけてください。
 わがおじいちゃんは孫の高校進学まで心配してくれています。1893年(明治26年)生まれでこのとき66歳、いまのわたしよりはるかに若いことに驚きます。
変われるリーダー考(6) [43] 2025/04/16 Wed 10683 昨日 [40] の続き
 赤ん坊のころの記憶はありませんが、外界からの刺激が[意識]を生み出す可能性を否定できません。その意味で、[意識]に[言語]が不可欠かというと、「それもないよね」という気がします。言葉を修得しないと[意識]が生じないとすれば、赤ん坊には[意識]がないことになります。
 おそらく、最初は外界からの刺激で[意識]が生まれ、それが[行動]や[反応]を生みます。そして、そうした[経験]を含めた外界との相互作用によって[意識]が影響を受ける。そんな流れがイメージできますね。
 何やらグルグル周りになってきましたが、ある程度成長すれば、様々な体験を重ねて、「わたしたちは[意識]を[変える]ことができる」と言えるでしょう。そうなると、「[意識]を[意識的]に[変える]」というダジャレ的結論に至ります。そうです、[意識]は「変えられる」と考えましょう。
演歌の[読み解き](2) [42] 2025/04/16 Wed 10682 昨日 [39] の続き
 さてさて、専務と言えば「浪花節」ときましたよ。ただし、これを宴会で披露する人が本当にいたかどうかには怪しさが漂いますが…。ともあれ、わたしが子どものころは広沢虎造という浪曲師がいてラジオでも放送していました。遠州清水の次郎長の物語など、子どもなりにおもしろかった記憶があります。
 一節太郎が「浪曲子守歌(1963年)」を、意図的に潰したと思われる浪曲タッチの声と節回しで唄っていました。「にーげた女房にゃ未練はないーがー。お乳ーちいほしいがる、この子がかわいー」といった父親の嘆き節です。
 そう言えば「浪花節だよ人生は(1976年)」なんてものもありました。
そもそも昭和人の中には高倉健さんの任侠映画に魅せられた人がけっこういました。あれは、[義理と人情と浪花節]の物語です。
 
悲惨な二期目(8) [41] 2025/04/16 Wed 10681 4月11日 [30] の続き
 Gould教授によれば、多くの場合、大統領のすばらしいアイディアは1期目で使い果たされます。そうなると2期目全体がいわゆる、lame duckになるわけですね。期間中に6年も経てば与党も議会で多数派の地位を失ってしまうと言うのです。また、2期目はたるみが出ないように大きくエキサイティングな目標を挙げがちになると指摘しています。そうした中で、ニューディールで日本の教科書にも登場するフランクリン・ルーズベルトは4選の記録保持者(?)です。
変われるリーダー考(5) [40] 2025/04/15 Tue 10680 昨日 [38] の続き
 自分が「変われる」あるいは「変えられる」対象としてご質問者が挙げられた[意識][考え][キャラクター]について[厳密]ではなく、[ラフに]かつ[わたしの主観]で考えてみましょう。
 まずは、
[意識]ですが、これは行動の前にある準備状態のようなものでしょうか。たとえば「意識して考える」「意識して行動する」といった使い方ができそうです。「考えて意識する」「行動して意識する」という言い回しはあまりしないと思います。ただし、「失敗してから意識するようになった」と言うことがあります。国語辞書では仏教用語からはじまって、哲学における意味など、ここでそのすべてを挙げるのは止めておきます。
演歌の[読み解き](1) [39] 2025/04/15 Tue 10679
 ド演歌を心から愛する[団塊人]にとって、その歌詞には奥深さを感じます。まさに人生の物語そのものと言えるでしょう。大月みやこの「サラリーマン小唄」は1972年の発売されました。当時は「お座敷演歌」と呼ばれていたジャンルに含まれます。いかにも[宴会]風の軽やかなイントロで、唄がはいる前から手拍子をしたくなるわけです。
 「サラリーマン小唄」の1番
 小唄自慢は 社長さん 浪花節なら 専務さん
 踊り上手は 課長さん 義理で手拍子 平社員
 まさに昭和の宴会が目に浮かびます。座が盛り上がってくると、お偉方がそれぞれの「お得意」「十八番」で[自慢]します。まずは社長、やや高尚(?)な[小唄]ときましたね。わたしの世代でも[小唄]なんて、映画の中で聞いたことがある程度でした。しかし、ご本人は「江戸情緒まで理解している」と言わんばかりの上機嫌です。もっとも、ご本人以外は「ああ、またはじまった」と、もちろん「心の中」で絶叫しているのですが…。
変われるリーダー考(4) [38] 2025/04/14 Mon 10678 昨日 [35] の続き
 ⑴「変われる」あるいは「変えられる」対象は①自分の意識 ②考え ③キャラクター
 ご質問いただいた方は、まずは、①ではないかと思われたようです。
 そもそも言葉というものは、その定義あるいは受け止め方が「全員完全一致」にはなりません。そのために「コミュニケーション」も「100%通じる、共有する」ことはできず、様々な問題が発生するのは日常的に体験していることです。
 そんなわけで、ここでも[意識][考え][キャラクター]のすべてについて厳密に定義し、共有化することが期待されます。ところが、この[厳密]さも「可能な限り」という条件が付きます。そこが自然科学の定義とは[厳密さのレベル(程度)]が違うというよりも、[質]そのものが異なっているのです。
祖父からの手紙(16) [37] 2025/04/14 Mon 10677 昨日 [32] の続き
 社説は立派なものでした。感心感心。ただ、最後の「これが今月の社説です」は全く蛇足です。蛇足とは蛇の上に足を描いたようなもので、なくても良いものです。あの文句さえなかったら満点でした。「この前死んだ赤木圭一郎」の「この前」は不要。何とかつけたければ「最近」にでもするか? しかし新聞の題名は簡単明瞭につけるのが良いから「死んだ赤木圭一郎」とした方がきびきびしてよいでしょう。後先になりましたが、裏の方から先に見ていたので、伊万里news 20号を迎えまして、おめでとう。
 おじいちゃんが[本気]で中学生の孫に教えているわけです。まずは「立派」と褒めておいて、見出しの表現法について指導しているところなど、けっこう壺を押さえていますね。
 赤木圭一郎がゴーカートの事故で亡くなったのは1961年2月21日で、享年21歳でした。彼は[和製ジェームス・ディーン]と呼ばれ、石原裕次郎を継ぐと期待されていました。
 なお、おじいちゃんのアドバイスではありますが、「死んだ」よりも「死亡した」の方がいいですね。
新幹線の効果(6) [36] 2025/04/14 Mon 10676 4月11日 [29] の続き
 集団力学研究所のお向かいいある喫茶店[ニューリンダ]はわたしが学生のころは[歌声喫茶]で、そこでは客がみんなで歌うことを前提にしていました。わたし自身は「一度だけでもういいな」と思った記憶があります。その後、「歌声喫茶」は1970年代までに衰退したとされます(ウィキペディア)。わたしが三隅先生から「吉田君、ちょっと」と言われたのは1977年ですから、[ニューリンダ]はその名からわかるように、[歌声喫茶]からチェンジしていたのです。
変われるリーダー考(3) [35] 2025/04/13 Sun 10675 昨日 [32] の続き
 ここで、ご質問の内容を整理してみましょう。
 まずは、「変われる」を「変えられる」も含めて考えます。
 そこで、
 ⑴「変われる」あるいは「変えられる」対象は①自分の意識 ②考え ③キャラクター
  ご自分としては、①ではないかと理解した。
 ただし、
 ⑵「説得と納得は異なる」「朝令暮改」などの話を聴くと、②の意味合いの方が強いのかと疑問が浮かんだ。
 ⑶個人的には「考えが頻繁に変わる」のでは信頼を得られないことから、一貫した「考え」が大事だと思い、それを心懸けている。ここで「スタンス」が使われていることから、「考え」は「態度や姿勢、行動」を含めることができそうです。
祖父からの手紙(15) [34] 2025/04/13 Sun 10674 4月4日 [09] の続き
 わたしが祖父に送っていた「伊万里ニュース」に関して祖父からもらった手紙です。中学生になる1961年3月22日付けになっています。
 道雄様。
 伊万里ニュースありがとう。例によって読者から見た今度のニュースの出来栄えについて感想を発表します。まず第一に苦言を呈したいことはご紹介が長すぎましたね。小学校は卒業したし。今度は晴れの中学生になると言うので、心がウキウキしていたせいでしょうか?  告知板では新しく始まる読み物の紹介でしたね。そこの終わりから六行の最終には「間違いないよ」は「ようである」が抜けています。その他にも意味の取れないところがありました。
 まずは「苦言」からはじまっていることで苦笑します。いまとなっては、ここに引用された「ご紹介」がどんなもんだったかはわかりません。ともあれ「長すぎる」というのですから、余計なことをあれやこれや書いていたのでしょう。その癖は後期高齢者になっても、「味な話の素」に引き継がれていますから「苦笑い」するしかありません。
日記の中の母(64) [33] 2025/04/13 Sun 10673 4月6日 [15] の続き
 1973年10月22日月曜日 □□さんのお兄さんに母のことで聞いてもらった。その話では肝臓が弱ってきているのではないか。そうしたときに輸血をするのは必ずしも心配することでもないらしい。しかしそれにしても好ましいことでもなかろう。
 知り合いのお兄さんが医師だったことから、母の輸血についてたずねたのである。その当時、素人としては輸血と肝臓は結びつかなかっただろう。細かい事情は知らせていないことから、こうした回答になったのは自然だったと思う。こうしたときは「必ずしも心配することではない」という点だけが心の救いになる。
変われるリーダー考(2) [32] 2025/04/12 Sat 10672 昨日 [28] の続き
 研修受講者からのご質問の続きです。
 「変われる」というのは,①意識を変えられるという事なのか、②考えを変えられるという事なのか、③キャラクターを変えられるという事なのか? 恐らくは、①の物事に対する自分の意識を時代や環境に応じて変えられるスキルという意味合いなのかなと最初は理解しましたが、「説得と納得は異なる」というお話しがあったり、講義の最後に「朝令暮改」のお話しもあったりして、もしかしたら②の意味合いの方が強いのかな?というような疑問が湧きました。個人的には、考えが頻繁に変わる(つまり考えがブレる)ようなリーダーは自組織からも他組織からも信頼が得られないと思いますので、自分のスタンスは首尾一貫となるよう心掛けております。つきましては,この「変われるリーダー」が意味するところについて,改めてご教授頂ければと存じます。」

 前回と今回で、お問い合わせの内容をご紹介しました。
元号と西暦 [31] 2025/04/12 Sat 10671
 わたしの印象では、NHKはニュースの中でも元号を使い続けてきた。たとえば、「昭和48年の石油ショックでは…」といった具合である。これだと、時間が経過するとどのくらい前のことなのかが体感しづらい。
 そんな中で、このところ少し変化が見えてきた。つい先だってJR九州が運賃を値上げした。その際に、「19996年以来29年ぶり」と伝えていた。これまでだと「平成8年」と言っていたところである。
 また、放送大学「住まいの環境論(第2回)」で建築関係の専門書の出版年を昭和のみで紹介していた。これは2023年度の開講だから最新の講義と言える。
 わたしは元号が日本の歴史と文化を伝えるものであり、これを大事にしたいと思っている。ただし、ニュースや大学の講義では、少なくとも西暦を並列的に使用するべきではないか。
悲惨な二期目(7) [30] 2025/04/11 Fri 10670 3月25日 [57] の続き
 連載は、すぐに忘れて気が付けばけっこうな日が経過しています。アメリカ大統領の二期目が悲惨だったという New York Times の記事の続きです。
 わたしたちの世代で二期目が悲惨だった代表はニクソン氏でしょう。彼はウォーターゲート事件で弾劾にかけられそうになり、その前に在任18ヶ月で辞任しました。ウォーターゲートは民主党の本部が入った同名のビルに盗聴から、侵入、証拠隠滅等々が大統領の指示で行われていたという大事件でした。先だっては韓国の大統領が弾劾で失職しました。ニクソン氏は[その前]に自認したため[弾劾で止めさせられた]という記録は残りませんでした。
新幹線の効果(5) [29] 2025/04/11 Fri 10669 4月1日 [02] の続き
 まだ「新幹線」が登場しません。タイトルに偽りあり感が出てきましたが、もう少しです…。
 博士課程を終えて、わたしは集団力学研究所員として仕事をすることが決まっていました。ところが、3月もギリギリになってから一年の任期で九州大学の助手になったのです。たまたま、定員が空いたとのことでした。そうした状況が次の年も続いたため、助手で2年間を過ごしました。その後に、鹿児島女子短期大学講師の職が決まることになります。
 この話は三隅先生から直接お聞きしました。「吉田君、ちょっといい」と言われて、当時、福岡の川端にあった集団力学研究所のお向かいの喫茶店[ニューリンダ]に出かけました。
 
変われるリーダー考 (1) [28] 2025/04/11 Fri 10668
 研修の受講者からご質問をいただきました。その本文を掲載するだけで本コラム1回分の容量(?)を超えますので、小刻みに区切りながらご紹介しましょう。そのため、原文の主旨に影響がない範囲内で手を加えています。
 「ご講義の中でリーダーに求められるものとして、[変われるリーダー]というお話しがありました。これの意味合いを再度確認したいのですが」。
 この後も続いていますが、まずはここまでで区切ります。これは、わたしが「リーダーに求められるもの」として挙げた6点セットの中の一つです。そこで、まずは、その6つの内容をお報せしましょう。
 (1)考えるリーダー (2)気づくリーダー  (3)変われるリーダー (4)失敗を語れるリーダー (5)育てるリーダー (6)明るいリーダー
 ご質問の[変われるリーダー]は3点目になります。
続々 オオカミ少年の変身 [27] 2025/04/10 Thu 10667 昨日 [25] の続き
  また、アメリカでは年金の原資が株の運用によっているようです。そうなると現在の年金生活者の基礎部分が危うくなります。日本でもNISAなるものが話題になっています。こちらははじまったばかりで、長期的に見れば、安定すると思います。しかし、アメリカでは現在進行形の人たちがいますから、問題は深刻に違いありません。
 ともあれ弾劾のネタがない限り、現政権は4年間続きます。そもそも政治家には「あれは間違っていた」という文言が載っている辞書を持たないものです。トランプ氏はその中でも歴史上トップクラスの人でしょう。やれやれ…。
わが家のシネコン(7) [26] 2025/04/10 Thu 10666 4月8日 [20] の続き
 「35年目のラブレター」については、いつでしたか、テレビの何かの番組で放送されていたのを観ていました。つまりは実話に基づくものなのです。夫婦で観る映画としては秀作でした。
 スピルバーグ、トム・ハンクスコンビの「ターミナル」がらはじまった[わが家のシネコン]は「35年目ののラブレター」で終着駅となりました。この日、大谷選手がホームランを打ち、球場に来ていたトム・ハンクスが大喜びしている映像が流れました。その瞬間の映像でトム中・ハンクスだとすぐにわかりました。これもまた不思議な巡り合わせと言うべきでしょう。あとは[わが家のシネコン]を[わが心のスクリーン]に映し続けていきましょう。 
続 オオカミ少年の変身 [25] 2025/04/09 Wed 10665 昨日 [22] の続き
 オオカミ大統領は大手術の後だから、しばらくは我慢が必要だと国民に訴えています。今回の対応で物価が上がるのはド素人でもわかります。アメリカが輸入ゼロでやっていけるのであれば問題はありません。しかし、そんなことはあり得ませんから、すべての必需品が値上がりします。とにかく一律10%は国を問わず関税をかけるというのですから。これにドル安が重なれば、値上げ幅がさらに大きくなります。富裕層は知りませんが、物価高でバイデンを見限った人たちは現状をどう考えているのでしょうか。
基本と繰り返し(12) [24] 2025/04/09 Wed 10664 昨日 [21] の続き
 さて、[成功自慢話]や「懺悔物語]は自分の体験ですから、顕微鏡の精度を上げても、ネタ切れになる可能性はあります。そんなときは、新聞などの報道が大いに役立つでしょう。今日では、ネットでも同じことですが、組織のトラブル、不祥事に関わるニュースは絶えることがありません。それは、五右衛門さんの辞世の句「石川や浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」を思い出させます。
 そうした記事には「基本が守られなかっただけ」のケースにあふれています。いや、わたしに言わせれば、そのすべてが「基本問題」なのです。そんなわけで、③ほかの組織で発生したケースを、「基本が守られなかった実例」として話の中に挿入していけば、[基本]問題のネタが尽きることはありません。
 このあたりで、[繰り返し同じこと]を言い続ける際の[工夫]あるいは[テクニック]のお話しに区切りをつけることにしましょう。
4人の物語(92) [23] 2025/04/09 Wed 10663 4月2日 [04] の続き
 Aが小学校2年生の冬休み、1956年12月28日の絵日記 きょう町へおかあさんがいったので、おくりに行っていると、かなものやみたいな人のリアカーのあとおしをしてやりました。そして橋にかかると「ありがとう」といってむりに十円をくださいました。ぼくは「いいことをした」と思いました。おわり
 絵には坂道を押している様子がしっかり表現されている。A自身、この橋と坂道のことを今でもはっきり思い出すことができる。お礼を十円もらったことを、「むりやり」と書き、「くださいました」と表現しているところがおかしい。
オオカミ少年の変身 [22] 2025/04/08 Tue 10662 3月13日 [30] の続き
 [オオカミ少年]のような[オオカミ大統領]の話をしたのは、先月のことです。それから1ヶ月、[オオカミ大統領]は[オオカミ]になったようです。トランプおじさんは商売人でディール好きです。その豊富な体験を活かすべく、まずは大いに吹っかけて交渉を有利に運ぶ。そんな戦術者と思っていました。そんなことをしていると、相手も足下を見透かして、「また、脅しかい」と、「オオカミ少年モード」で対応する。まあ、そんな話題にしたのでした。
 ところが、このところ「本気モード」の雰囲気を顕わにしてきました。ということで、「本物のオオカミ」に変身したのです。ここまでくると、しばらくは冷静に様子を窺うしかなさそうです。ただし、このオオカミさんはどんな手を打つかわかりません。たとえば、ドル安になっただけでも「どんなもんだい、効果が出ただろう」などと言いそうな人ですから
基本と繰り返し(11) [21] 2025/04/08 Tue 10661 昨日 [19] の続き
 研修後に[自己評価]が下がったのは、[自分自身]に対する[感受性]がレベルアップしたことを示しています。つまりは[自分を観る目]や[メガネ]を磨いて[顕微鏡]の精度にまで達したのです。そうなると、[自分]だけでなく、「基本は守られない」ことについての[自分の失敗ネタ]、場合によっては[自虐ネタ]が増えていくというわけです。
 ただし、[リーダーシップ・トレーニング]前後の[自分理解度]の[低下]は[失敗]ではなく[成長]と言うべきものです。そんなことから、[トレーニング]の話題に逸れたので、わたしの意図が伝わりにくくなりました。これも貴重な[失敗]としてネタにできそうです。
わが家のシネコン(6) [20] 2025/04/08 Tue 10660 昨日 [19] の続き
 閉館の情報を得て、最後に家内と出かけたのが3月29日でした。まさにクローズの1日前です。映画は「35年目のラブレター」です。こどのものころの事情で学校に通えず、文字の読み書きができなかった男性が、それを伝えずに結婚しました。その告白を聞いた妻がしっかりサポートするのです。そして、定年を迎えた夫が、偶然誰でも学べる学校と出会います。そこでしっかり文字を習い、結婚してから35年目、妻に手書きのラブレターを贈るというものです。 
基本と繰り返し(10) [19] 2025/04/07 Mon 10659 昨日 [17] の続き
 さて、「基本が守られない」ことを「繰り返す」際の工夫あるいはテクニックについて、あれやこれやとお話ししてきました。そんな中で「失敗話」が大事だということで、一つの例として[リーダーシップ・トレーニング]の効果を取り上げました。それは、「[トレーニング]の前よりも後の方が、参加者の「自分のことを知っている」レベルが低下したというものです。
 いつもの脱線、脇道的なネタなので、それが[失敗]とどんな関係があるのかいと首を傾げられたかもしれません。ここでお伝えしたかったのは、自分の日常行動についても、学習すればするほど、それまでの自分の見方が「そうでもなかたんだあ」と気づくこということです。それは[失敗]というよりは[成長]体験と言うべきでしょうね。
わが家のシネコン(5) [18] 2025/04/07 Mon 10658 4月5日 [13] の続き
 初めての[ターミナル]以来、[わが家のシネコン]には足繁く通いました。年間で20本以上は観ていましたから、月2回といった感じでした。それが、2020年の[コロナ禍]で途絶えてしまいます。パンデミック前の最後は2019年12月2の「決算! 忠臣蔵」です。こちらは吉良家討ち入りまでにかかった経費を計算するというコメディでした。
 何分にも高齢者ですから、自粛が解禁されても[わが家のシネコン]からは遠ざかっていました。昨年あたりから「そろそろ復帰」とは思いながら、二の足を踏んでいました。そんな中で、[わが家のダイエー:じつはイオン]の閉店と[わが家のシネコン]閉館のニュースが飛び込んできたのです。 
基本と繰り返し(9) [17] 2025/04/06 Sun 10657 昨日 [14] の続き
 「リーダーシップ・トレーニング」後に「自分は自分のことを知らない」という思いに至った参加者が多いという事実は興味深いものでした。それが「トレーニングの効果」であることはすぐにわかりました。それは得点が[低下]した参加者たちから、こんな声が聞こえてきたからです。
 「いやあ、自分はリーダーシップをそこそこ発揮していると思っていたんですが、けっこう怪しいもんだと気づきました」「自分の行動が部下に受け止められていると思っていましたが、そうとも限らないんですね」「こちらの意図が通じないのは部下の能力や意欲が低いからだと考えていたのですが、それだけではなさそうですね」 
第三者委員会の報告(2) [16] 2025/04/06 Sun 10656 昨日 [14] の続き
 某テレビ局の第三者委員会はそもそも問題になったことを取り上げただけではなかった。それが際だったのが、日ごろから政治などの時事的話題を取り上げていた大物のキャスターが実名で出てきたことである。それも2006年にまで遡ってご本人のパワハラぶりを批判した。これに対して「そんな古いことまで」とか「それは時効だろう」といった声が出る可能性はある。しかし、法律では[時効]があっても、第三者委員会はそれに拘束されなかったのである。そもそも、人間の世界では、「した方は忘れる」ことがあっても、「された方は忘れない」のである。さらに彼がそのまま上層部の一人になったことが組織の風土の故であることを示そうとしたのだろう。
日記の中の母(63) [15] 2025/04/06 Sun 10655 3月30日 [67] の続き
 1973年10月21日日曜日 母は輸血をしている。手術をしてから2ヶ月以上にもなるというのに一見すると手術直後の観すらある。医者を信ずる以外、我々にはどうこうすることも出来ない。しかし、それにしても あまりにひどいという気がしないでもない。大丈夫なのか、実際心配である。切って切って、やられっぱなしでは話 にならない。もう10月も終盤なのである。こんなことでは 一体先行どうなるのであろうか。
 このときも母は食が進まず、無理に食べさせるとそれが胃のあたりの傷跡から漏れ出てくる状態だった。それも2ヶ月が経過しているのである。この先のことに不安を感じはじめていたことがわかる。 
基本と繰り返し(8) [14] 2025/04/05 Sat 10654 昨日 [11] の続き
 「リーダーシップ・トレーニング」が終わった後に「自分は自分ことがわかっている」という設問に対する得点が低下したのです。やれやれ、研修を受けたために「自分のことがわからなくなった」のです。まあ、数値だけ見ればそうなります。しかし、その割には参加者のみなさんの顔は明るいわけです。しかも、「これから効果的なリーダーシップを発揮するためにがんばるぞ」といった声まで聞こえてきます。そうなのです、トレーニングの前までは、みなさん「自分のことは自分で知っている」との強い思いがあったのです。
わが家のシネコン(4) [13] 2025/04/05 Sat 10653 昨日 [10] の続き
 ともあれ、旧来の映画好きにとって、[うちのシネコン]と言いたくなる距離のところに熊本初10スクリーンが突如として出現しました。それは204年12月のことです。そして、新しい年を迎えた2005年1月22日、満を持して家内と[シネプレックス]に出かけたのです。映画は[ターミナル]でした。スピルバーグが監督でトム・ハンクス主演の作品です。東欧の某国からやってきたハンクスでしたが祖国でクーデターが発生してたのです。そのため、一時的にパスポートが無効になってしまいます。そんなわけでアメリカ国内に入ることができず、空港内で「生活」せざるを得なくなるというストーリーでした。
第三者委員会の報告(1) [12] 2025/04/05 Sat 10652 昨日 [10] の続き
 昨年暮れから問題化していた某テレビ局の問題に第三者委員会の調査報告書が出た。大方の予想以上に踏み込んだものだった。第三者委員会を立ち上げる話になったとき、放送局に関わりのある弁護士で構成されるのではないかという話も出ていた。それであればお手盛りの調査になって真相はわからなくなる。そうした声が上がったことから、人選を含めてすべて弁護士会にゆだねられた。今回の見解を見れば、真の意味での第三者が忖度なく事実の究明に努めたと言えるだろう。
基本と繰り返し(7) [11] 2025/04/04 Fri 10651 昨日 [08] の続き
 [失敗話]や[懺悔物語]には在庫に限界があるでしょう。もちろん、[電子顕微鏡]レベルまで精度を上げれば、朝から晩まで、わたしたちは[失敗]を繰り返しています。そんなことで、[失敗]に対する感受性を磨くのも大事です。これはわたしの体験に基づいた実感です。
 あるとき、わたしは[リーダーシップ・トレーニング]の効果を明らかにしようとデータを収集していました。その中に、「自分は自分のことが分かっている」という項目を入れていました。その回答をチェックすると、[トレーニング]の前後で変化が見られました。それは終了後に明らかに低下していたのです。
わが家のシネコン(3) [10] 2025/04/04 Fri 10650 昨日 [07] の続き
 集団力学研究所で事務局長をされていたNさんは、「家内とシネコンに映画を観にいく」と言われていました。わたしたちの世代はテレビよりも映画で育ったところがあります。そんなことで、わたしはもともと映画は好きだったのです。ただ、テレビの普及とともに映画が斜陽産業と言われはじめ、映画館の数も激減していきます。そんなことから、ついつい映画館が遠くなるのでした。
 それでも、年に何回かはスクリーンを楽しんでいました。テレビのブラウン管が14インチからはじまって、少しづつ大きくはなりましたが、それでも21インチ程度が限界でした。これに対して映画のスクリーンは別次元の大きさで、その迫力はテレビでは味わえません。また音響は比較の対象にはなり得ないのです
祖父からの手紙(14) [09] 2025/04/04 Fri 10649 2023年5月21日 [61] の続き
 わたしが小学生から中学生にかけて、「伊万里新聞」なるものを母方の祖父に送っていました。その物語をシリーズ化していたのですが、何と2年近く[休載(?)]していました。祖父からの手紙はもう少し残っていますから、[連載]を再開します。そもそも「伊万里新聞」ですが、小学生のわたしが本物の新聞を真似て、おじいちゃん宛に[発行]していたものです。その題字も本物のように、見出しも活字の明朝体に似せて書きました。すべて鉛筆書きです。これを一人暮らしだったおじいちゃんが大喜びし、毎月届くのを楽しみにしていたのでした。
基本と繰り返し(6) [08] 2025/04/03 Thu 10648 昨日 [06] の続き
 [失敗話]と[懺悔話]は同義語のようにも思えます。しかし、わたしの辞書では微妙な違いがあります。前者は[自慢話]の裏返し感があります。つまりは、「こんな失敗をしたんだけれど、自分はこうして乗り越えた」といった話に繫がります。わたしは「[失敗]を[自慢話]に」というキャンペーンを張っています。失敗は[時間]という[樽]の中で寝かせていると、それがまるでウィスキーと同じように、「琥珀色のまろやかで、香り豊かな[体験談]」つまりは、[自慢話]になるという筋書きです。リーダーがこうした話をしてくれると、フォロワーは失敗にめげず、前進しようという気持ちになるでしょう。
わが家のシネコン(2) [07] 2025/04/03 Thu 10647 昨日 [05] の続き
 いまから、20年ほど前、[わが家のダイエー]に出かけたとき、何やら横長い敷地に鉄骨が組まれている風景を眺めた記憶が蘇ります。そもそも大型の小売店であるダイエーがあるのですから、「これから一体何ができるんだろう」と興味津々でした。工事が進むと、何やら階段状の鉄骨が組まれているように見えたことを憶えています。そして、あるとき、それがシネコンだと知って嬉しくなりました。当時は集団力学研究所の仕事で福岡に定期的に出かけていました。その際、天神にシネコンなるものができたと聞きました。
基本と繰り返し(5) [06] 2025/04/02 Wed 10646 昨日 [03] の続き
 プラスαとして[自慢話]もいいのですが、[懺悔話]も効果がありそうです。かつて「ほんの少しだけ[基本]をないがしろにしたら。こんなことになってしまった」といったネタです。それは[失敗話]としてもいいのですが、[懺悔]の方が「悔やまれ感」がにじみでます。そのとき「[基本]から外れる前にちょっとだけ迷った」ことがあれば、それも伝えることで、「そのそも[基本]ってそんなところがあるよなあ」と思ってもらえるでしょう。まさに、[後悔先に立たず]の典型的な実例を示すことができるわけです。
さよならシネコン [05] 2025/04/02 Wed 10645
 [わが家のダイエー(じつはイオン)]が2月28日に45年の幕を下ろして1ヶ月が経ちました。そして、3月30日には[ダイエー]と同じ敷地内にあったシネコンがクローズしました。今月の写真の1枚はそのシネコンの入り口です。手前の階段を上がって2階がチケット売り場でした。わが家にとっては別の入り口が近く、エスカレーターを使っていました。ダイエーは1980年4月のオープンでしたが、こちらは2004年12月に開館しました。それから20年間、[わが家のシネコン]としてのお付き合いでした。
 それは熊本で初のシネコンでした。当初は[グランパレッタ]と呼んでいましたが、途中から[ユナイテッドシネマ]になりました。
4人の物語(91) [04] 2025/04/02 Wed 10644 3月26日 [58] の続き
 Aが小学校2年生の冬休み、1956年12月26日の絵日記 きょう紙しばいをつくりました。だいはかっぱ子というだいです。五分くらいで出来上がりました。そしてそのつぎは、くらま天ぐのを二かんしました。マー君も二かん作りましたので五かんになりました。ぼくがおともだちをあつめて来て、ほんとのようにして、みんなに見せました。けんちゃんが見てぼくが「マー君トップでテープを切りました。」というと、「あんまりおもしろくないね。」というとぼくが、「ということがあったらいいね」というと、「なあんだ」といいました。おわり。
 冬休みは短いので、この日も2ページを充てて、絵も2枚付きである。そのうちの1枚は、お友だちが4人いて、[ぼく]が紙芝居をしている様子が描かれている。
 Aが子どものころ、紙芝居は子どもたちのエンターテインメントの一つだった。[けんちゃん]の発言あたりから、意味がよくわからない。それでも担任の先生は2ページとも花◎を付けている。
基本と繰り返し(4) [03] 2025/04/01 Tue 10643 3月31日 [68] の続き
 同じ挨拶程度の話やミーティングの冒頭あるいは終わりに③自分の[自慢話]や[懺悔話]を付け加えるのはどうでしょう。自慢話とは、「わたしは、危うく□□しそうになったけれど、[基本]を守っていたために難を逃れることができた」といった内容のものです。ご自分が[基本第一]の効果を体感していることを伝えるのです。
 実体験ですから、話の内容は具体的になります。それを受けて、「そう言えば自分にもそんなことがありました」といった声も聞こえてきそうです。そうなると、「そもそも基本を守っていたのはどうしてだろうね」などと話が展開していくでしょう。
新幹線の短縮効果(4) [02] 2025/04/01 Tue 10642 3月29日 [65] の続き
 とにもかくにも、団塊世代のわたしたちが大学教員の入り口あたりに立ったとき、その門はかなり狭くなっていました。大学院の博士課程までは終わっても、その後が厳しいわけです。わたしたちの先輩は「博士号は足の裏にくっついた米粒だ」と言っていました。その心は「取らないと気になるが、取ったからといって食えるものではない」というわけです。これには苦笑いするほかありませんが、まさに現状は的を射ていたのです。その後も自然科学系を中心にそうした冬の時代が続いてました。
今月の写真 [01] 2025/04/01 Tue 10641
 九州ではサクラは3月の花と言えるでしょう。大学の卒業式は3月の20日台が多いので、ピッタリ感があります。中学校や高校は進学のこともあり、3月も早めに卒業式が終わります。そうなると、サクラはもう一つということになります。わが家の近くの団地内にあった大きなサクラの木は昨年のうちに伐採されてしまいました。おそらく寿命が来たのでしょう。その近くにもう一本、小さな木がありますが、これがもう少しで花開くという感じです。
 写真はある年の4月に出雲大社の境内で撮ったものです