ご挨拶 本日で4月が終わります。これからも、前期高齢者後期の「巣ごもり」は続きます。起床時間は変わらず、就寝が少しばかり早めになりました。十分な時間があるため、「味な話の素」は《90個》アップしてしまいました。まことに煩雑で読みづらいものになりましたが、適当にパスしながらお付き合いいただければ幸いです。(店主敬白) |
「巣ごもり記⑺」(60) 2020/04/30 Thu(6:09am)6934 いよいよ3月になりました。スタートの1日は日曜日でしたが、この日は県立高校の卒業式と決まっています。私は県の教育委員であることから、卒業式で式辞を読む役割がありました。こうした立場でなければ高校の卒業式に出席することはあり得ません。附属中学校の校長をしたときも新鮮でしたが、それも2004年3月のことです。
ともあれ、これから旅立つ高校生たちを目の前にするのは楽しいものです。教育委員会の式辞は校長の次になります。式場全体に拡がる静寂感の中で心地よい緊張感を味わいます。しかし、今年は「コロナ禍」のために、卒業式は最小限の規模で実施し、来賓等の出席はなくなりました。 |
Short shot(59):早く書いておけば… 2020/04/30 Wed(6:03am)6933 昨日(Short shot)の続き
わが家でも勝手気ままなな会話で「30万」が話題になった。そのときから、私は「まずは一律で給付する。その後、年末調整や確定申告で対応すればいい」と言っていた。この話はワイドショーでも出はじめたし、ビートたけしも同様の発言をしていた。テレビを見た家内も「同じようなことを言ってる人がいる」と教えてくれた。ただし、いまごろ書いても、マスコミで取り上げられれば「後出し」になる。すぐ書いておくべきだったなあ。 |
早朝夕刊(58):「一心太助」 2020/04/30 Thu(5:29am) 6932 昨日(早朝夕刊)の続き
私が小学生のころは東映の時代劇が隆盛を極めていた。その人気シリーズに中村錦之介扮する「一心太助」という映画があった。一心太助は天下のご意見番大久保彦左衛門家に出入りする魚屋で、純真無垢の正義漢である。
あるとき、彦左衛門の腰元が将軍から賜った家宝の皿を割ってしまった。これはもう打ち首ものである。それを知った太助は残りの皿のすべてを「えーいっ」とばかりに割りつくすのである。その状況を目の当たりにした彦左衛門は太助の心意気を大いに評価して「皿割り事件」は無事に解決する。ネットで検索してみると第1作目は1958年の公開だから、これを私は10歳のときに観たことになる。 |
文章修行 2020/04/30 Thu 6931 4月25日の続き
塩野七生「ローマ人の物語」で「ならば」が多用されている話の続き。翌日に書かなかったので「何のことかわからない」状態になってしまった。前回は「期間ならば」が含まれる一文を挙げたところで終わっていた。
この文に続いて「この二事件に寄せる後世の研究者たちの『注目度ならば』、ローマ帝国とユダヤ民族の対決という視点に重きが置かれるためか…」(『』は吉田)が来て、連続した文に「ならば」が登場する。これも「注目度で言えば」といった意味である。「後世の研究者」とあるから、「研究者たち」は「史実に忠実ではない」と指摘したくなるのかもしれない。松本清張の古代史関連の作品も議論を呼んでいた。学界から認められない在野の考古学者を描いた「暖碑」に代表されるように、清張は権威を嫌った。
さて、塩野氏に戻れば、上記から二文を置いて「ローマ時代のタキトウスの『注目度ならば』」となる。ここで「注目度ならば」と繰り返されている。
まあ、それだけの話だが、こうした発見の連続が文章の勉強になる。私にとって本コラムを書いていることも「文章修行」なのである。これに終点がないことは言うまでもない。 |
「巣ごもり記⑹」(57) 2020/04/29 Wed(5:35am)6930 私が予定に入っていた仕事をした最後は2月28日のことです。今年は閏年で2月は29日まででしたが、その日は土曜日に当たります。つまりは平日の仕事日としては2月の最後の日が文字通り最後の日になりました。
それは県内の講演でしたが、主催者から「実施の有無を検討しましたが先生のお話が聞ける貴重な機会を失いたくないこと、受講者が10名程度と比較的少なく会場に余裕があることから、予定どうり実施する事にした次第です。少人数でマスク着用を条件に開催を決断しました」とのメールをいただきました。その日は3日ほど連続した講習会の最終日だったのです。ともあれ、講演は無事に終了しました。 |
Short shot(56):とにかく迅速 2020/04/29 Wed(5:26am)6929 昨日(Short shot)の続き
「一律10万円給付」についても賛否両論ある。とくに国会議員は言うまでもなく、公務員や年金受給者は収入が減少しないから必要ないとの声が少なくない。人間のすることに100%の正解などあり得ないから様々な意見が飛び交う。ただ、「コロナ禍」で最優先されるべきは「迅速」である。そうなれば、条件を付けない「とにかく給付」が最善の策だろう。そのあたりがゴチャゴチャしていたから「30万給付」も不評を買ったのである。 |
早朝夕刊(55):ド素人の疑問 2020/04/29 Wed(5:10am) 6928 昨日(早朝夕刊)の続き
ド素人には大いなる疑問がある。それは「マスク問題」だけではない。これまで体験したことのない「新型コロナ禍」に襲われてからというもの、政府の対応の多くが批判を受け続けている感がある。どんなことでも100%これしかないという正解などあるはずがない。また、その時点で最善の対応策であっても必ず批判は起きる。全員が満足する正解もまたあり得ない。
しかし、「それにしても」、今回はマイナス評価が続き過ぎるのではないか。あれもこれも、やることなすこと文句を言われている感じがする。そこでド素人はふと思うのである。「首相の周りにまともなアドバイスができる人がいるんだろうか」と。 |
17歳の誕生日」 2020/04/29 Wed 6927
本日は「味な話の素」の誕生日です。いまから17年前の2003年4月29日に「No1. 行動変容のために」で産声をあげました。
私の仕事に関わりの深い「リーダーが行動を変える」ことの重要性を強調するものを「No.1」にしました。その後も記念碑として読み返すたびに手をい入れたくなります。しかし、それは「絶対アウト」です。アップロードしたあとで修正を加えてはならないのです。それなりの主張をしたからには、自分に都合が悪いことが発生するたびに手を入れるのでは信頼が失われます。そこで私は「誤字・脱字」や「日時の誤り」が判明したときだけ修正OKとしています。この方針はこれからも大事にしていきます。
そもそもは「リーダーシップに関する原稿メモにできればいい」といった気持ちではじめたのでした。私は分散型の人間で、「原稿を一気に書き上げる」集中力に欠けています。また日常の仕事もけっこうあって十分な時間が確保できない状況でした。そこで「ボチボチ書き溜める」ことにしたのでした。しかし、やがて内容そのものが「分散化」してあっちこっちに飛び跳ね、道草の連続に化したことはご存じの通りです。 |
「巣ごもり記⑸」(54) 2020/04/28 Tue(5:19am)6926
国内のコロナ状況が次第に深刻になってきました。全国各地で感染者が出てきたのです。そこで、2月末の仕事では、アルコール消毒とマスクが必須のアイテムになりました。諸般の事情から参加者も10名ほどということもあって、予定通りとなりました。ただ、先方の方が気を配ってくださって、宿泊は人の多い都心のホテルから会場に近いホテルに変更となりました。いま振り返ると、私が県外で仕事をしたのはこれが最後になったのです。 |
Hyper short(53):朝からクイズ⑶ 2020/04/28 Tue(5:11am)6925 昨日(Hyper shot)の続き お待たせしました、正解は「一人ひとりの命」です。このところ私の講話に対する中学生の感想文を取り上げているので大脳が刺激されたのでしょうか。これから学校に呼ばれることはないでしょうが、「命を大事にする」題材としてはいいなあと自己満足しました。 |
Short shot(52):「顔と株」がらみ 2020/04/28 Tue(4:56am)6924 昨日(Short shot)の続き
ド素人がゲットした、われながら信頼性の怪しい情報ではあるが、一気に「30万」になったのは、コロナ対策が遅れがちという批判へのアピールだったらしい。しかも、それを岸田政調会長が提案して、首相がこれを受ける流れにした。その結果、岸田氏の「顔と株」が上がり次期総裁への道筋が立つという段取りだ。庶民とは縁遠い権力がらみのストーリーである。ところが、「条件付き」の「30万案」に批判が洪水となって氾濫した。 |
早朝夕刊(51):周囲の人たち 2020/04/28 Tue(4:49am) 6923 昨日(早朝夕刊)の続き
マスコミ情報では、首相秘書官の提言がいろいろと取り沙汰されている。首相もその人物を信頼し、提案には相当程度の影響を受けるのだろう。しかし、「布マスク2枚」に限れば、「タイミング」と「枚数」のまずさを、提案者も首相も評価できなかったのだろうか。
それよりもなによりも「あのサイズ」である。おそらく「サンプル」だろうが、一度でも装着すれば、誰だって「小さすぎ」と思うに違いない。それとも「これならすぐにでも大量に供給できますよ」といった代物だったのか。それに加えて、当初でも200億円ほどの経費だと発表されたが、首相の周りに「殿、ご再考を」という人間がいなかったのか。 |
「部下評価」 2020/04/28 Tue 6922
「『上司評価を敬遠』 回収率25% 実名記入嫌う」(2003年1月14日 熊本日日新聞)。スクラップを整理していたら、こんな見出しの記事が出てきた。熊本市が部下による「上司評価」を試験的に導入したところ、その回収率が25%と低迷したという内容である。
この2003年の「上司評価」方式を私がアドバイスしたのではない。ただ、1992年から「公開講座リーダーシップ・トレーニング」を開催していた私は、熊本市の職員研修担当者と話をしたことがあった。そのとき、私は「部下による評価」の重要性を強調した。これに対して、「それはいいですね」とはなったが、「さっそく導入を考えましょう」とまでいったかどうか、はっきりした記憶はない。
それでも、「そうした方法もあるんですね」「ええ、これまで自治体で採用した例はほとんどありませんから、先進的に試みてはいかがですか」くらいのやり取りはあったと思う。その後、電話で「職員研修」についての相談があったことは憶えているが、結果としてはその先まで進むことはなかった。
そうした経緯があったことから、この記事を読んだ私は当然のようにスクラップしたのである。 |
Hyper short(50):朝からクイズ⑵ 2020/04/27 Mon(5:40am)6921 昨日(Hyper shot)の続き もちろん、頭の中に答えも浮かんでいました。ひょっとしたら「答」の方を先にイメージしたのかもしれません。人間の頭は不思議なものですね。自分が考えているのに、思い浮かんだ順番はもちろん、どうしてそんなことが出てきたのさえ説明できないのですから。 |
「巣ごもり記⑷」(49) 2020/04/27 Mon(5:38am)6920 国内でも感染者が出はじめたことから、全体として「これからどうなるか」といった会話が交わされるようになりました。それでも2月は予定していた仕事はすべてキャンセルも延期もされませんでした。その間に青森や東京、静岡にも出かけました。青森でタクシーに乗った際に私が急に咳き込んでしまいました。それでもこのときは「新型ではありませんから」と冗談を言える状況でした。運転士さんも笑いながらのど飴をくれたのでした。 |
Short shot(48):「組み合わせ」の筋書き 2020/04/27 Mon(5:38am)6919 昨日(Short shot)の続き
自らのリーダーシップで「異例の補正予算組み替え」を断行しただけでは十分ではない。「一律10万円支給への転換」が朝令暮改と批判されるのは目に見えている。その程度を少しでも低減させるにはどうするか。そのために、「緊急事態宣言」の対象地域を全国に拡大することと組み合わせるとよさそうだ。「条件付き30万円支給」が間違いだったのではなく、「全国民」に自粛を要請するのだから、一律に変更したという筋書きである。 |
早朝夕刊(47):エイプリルフール? 2020/04/27 Mon(5:38am) 6918 昨日(早朝夕刊)の続き
「布マスク」の発表が4月1日だったことから「エイプリルフールか」と揶揄された。またすぐに「アベノマスク」とのニックネームが付けられて世界中に配信された。世帯当たり2枚だったことから、サザエさん一家が3人ずつ縦に並んで2枚の布マスクを無理やり伸ばして使っているパロディまで登場した。海外から「えっ」と思うニュースがあると、われわれも「この国、何してんの。笑っちゃうよね」とネタにする。どこかの局の「仰天ニュース」レベルである。いずれにしても、これを観た人たちの失笑を買っただろう。世界は映像の時代である。首相が着けた「布マスク」のサイズを観れば誰だって苦笑する。 |
「味噌」いろいろ 2020/04/27 Mon 6917 4月19日の続き
熊本に味噌天神と呼ばれる神社がある。神社のホームページに「『日本で唯一味噌にご利益がある』といわれる神様をまつった神社」と記されている。
今月の2日、本コラム「だろう症候群」で「首相は、発言の中でしばしば『〇〇なんだろう』を使う。『〇〇だと思う』でないところがミソである」と書いた。この「ミソ」は「味噌」のことで、「精選版 日本国語大辞典」では、いわゆる「味噌」の語義の後に「②特に工夫を凝らした点。特に趣向を凝らしたところ。またそれを自慢すること。手前味噌」とある。さらに「③失敗すること。しくじること。また、欠点」が続く。慣用句として「味噌をつける」と言う場合は、③の用法である。日本国語大辞典では上記の語義に「面目を失う。醜態をさらす」を追加している。
また「味噌糞」は、「善悪・優劣・清濁など、性質の異なるものを区別しないでひとつにする」意味もある(同辞典)。このほか「みそを上げる」というものもあって、こちらは「自分のことを自慢する。手前味噌を並べる」といった意味だ。。やたらと「味噌を上げる」人には閉口する。そう言う自分も気をつけないといけませんが。 |
Hyper short(46):朝からクイズ 2020/04/26 Sun(6:11pm)6916 今朝、目が覚めるときにクイズが頭に浮かびました。第1ヒント「それは世界中にたくさんあるのに一つしかありません」、第二ヒント「それはどんなにお金を出しても買えません」、第三ヒント「それは必ずなくなってしまいます」。「さて、それは何でしょう」。 |
「巣ごもり記⑶」(45) 2020/04/26 Sun(5:16am)6915 「ダイヤモンド・プリンセス号」が横浜に到着したのは2月3日です。当初は日本の「完璧な(?)防御態勢」によって首尾よく対応できると思いました。海外のニュースも「医療先進国である日本に着いたことで安心だ」といったレポートをしていました。おそらく多くの日本人が、少なくとも一般人はそうした受け止め方をしたのではないでしょうか。ところが、時間の経過とともに感染者が増え続け、海外からも批判が出はじめました。 |
Short shot(44):「異例」の決断 2020/04/26 Sun(5:09am)6914 昨日(Short shot)の続き
「外圧」以前の「内圧」となれば、「一律10万円支給」に方向転換をせざるを得ない。その一方で「朝令暮改」の批判は避けられない。そこでダメージを少しでも低減させるにはどうするか。まずは「自分の意志」で「補正予算の組み替え」を直ちに断行することである。すでに閣議で決定した補正予算を「組み替える」のは「異例」らしい。これには驚いた関係者もいたという。まさにリーダーシップを発揮したことがアピールできるわけだ。 |
早朝夕刊(43):「名案」と「迷案」 2020/04/26 Sun(5:03am) 6913 昨日(早朝夕刊)の続き
「何でもかんでも『事実』を伝えればいいものではない」という視点は改めて考える。
ともあれ、「それほど遠くないうちに店頭に並ぶ」と、少なくとも「そう受け止められる」公式見解を出したものの、「マスクが手に入らない」との批判が収まらない。さらに本丸である「新型コロナ」に対するアクションが遅いとの批判は高まる一方である。北海道など、地方自治体のトップが目に見える行動をし、それと比較される。
そこで、ようやく(?)考えたのが「布マスク配布」の「名案(?)」だった。そして「一刻も早く」を重視し「各世帯一律2枚」を発表した。これが、その日のうちに「迷案」となってしまう。 |
中学生の感受性 2020/04/26 Sun 6912 4月19日の続き
何事も明るい気持ちでやるということです。吉田先生の話を聞いていて、何もかも明るいポジティブな方向に考えていて、その話を聞いている私まで明るい気持ちになってすごいなあと思いました。私はいやなことがあったらネガティブにとらえてしまうことがあるので、楽しい人生にするためには笑顔でいた方がいいと思うから、何事も明るい方向にとらえて行こうと思いました。
先生がおっしゃった3Kの「きつい、きたない、危険」ではなく良い方の3Kの「心、行動、ことば」を大切にしていきたいと思いました。なのでなめらかに動かすために信頼できるともだちや先生と関わろうと思います。
最後に紹介されたことば「あわてるな人生はそんなに短くない、なまけるな人生はそんなに長くはない」、私はこのことばを聞いてあわてず、なまけないで楽しい人生と思えることを探しながらあと何年かの人生を悩みながら生きていこうと思いました。(2年生女子)
中学生が「あと何年かの人生」と書いているのは楽しい。それは一時的かもしれないが、こんな思いをもってもらったからは、私も「あとどのくらいあるかわからない人生」を生き抜いていこう。 |
「巣ごもり記⑵」(42) 2020/04/25 Sat(5:16am)6911 チャーター便のニュースなどによって、一般の人間も新型コロナを身近な危機として感じはじめました。このときの飛行機では客室乗務員がマスクを着用していました。このことは、2月9日の「早朝夕刊」に書いています。仕事はある組織の研修でしたが、受講者も全員ではないものの、マスクを着用していました。私の方は話がしにくいので研修中はマスクを外しました。研修は2日間のスケジュールで、東京には2泊3日の滞在でした。 |
Short shot(41):「国難」と「やれやれ感」 2020/04/25 Sat(5:02am)6910 昨日(Short shot)の続き あの「一律10万円支給」への急転換の背景には、「外圧」以前に「内圧」があったわけだ。その後になって、自民党の若手も「10万円」を主張していたと言うから苦笑する。このあたりの事情を「『二階・岸田』の確執を勘ぐる向きもあった」とマスコミが書いている。庶民には縁遠い主導権争いのようだが、「国難」への対応ですらそんな事情が絡むとすれば「やれやれ感」で気が重くなる。マスコミの情報が正しければの話ではあるが…。 |
早朝夕刊(40):一方からの声 2020/04/25 Sat(5:02am)6909 昨日(早朝夕刊)の続き 政府は早くから「マスクの供給はしばらく厳しい状況が続く」との認識をもっていただろう。そうでなければ、情報収集と分析の能力が疑われる。状況の把握は十分だったとすれば、その情報を国民に提示すべきではないのか。何にましても「真実」を伝えることが大事なのである。太平洋戦争時に国が事実を隠蔽し、あるいは歪曲して発信したことを忘れてはならない。いまになっても、それを繰り返すのかと言いたくもなる。
しかし、ことはそう単純ではないかもしれない。一方からは、「何でもかんでも『事実』を伝えればいいというものではない。それが混乱を引き起こしたらどうする」という声が聞こえてくる。 |
文章の癖 2020/04/25 Sat 6908
塩野七生著「ローマ人の物語」は文庫版で全43巻になる。現時点で第22巻目まで到達した。何分にも「トイレ図書館」の蔵書だから1巻を読むにも時間がかかる。自分の心づもりとしては生きているうちに第43巻までいけると考えている。
その内容が史実からして問題があるという歴史学者もいるようだ。タイトルが「ローマ人の物語」であって、「ローマ史」ではないのだから、それほど目くじらを立てることもなかろう。ただ、歴史の専門家が気になるほどの大河物語ということのなのである。私としては司馬遼太郎の小説と似たようなものだと考えている。
自分でも知っているハンニバルやカエサル、皇帝ネロなどの時代あたりは、その場にいて彼等と対面しているような臨場感があった。それでも、ふと気づくと「トイレ図書館」にいるのである。
ところで、22巻も読んでくると著者の文章に様々な癖があることもわかってくる。塩野氏の場合、「ならば」が繰り返し使用される。たとえば、55頁の末尾から2行目に「期間ならば」とある。前後の文をカットするとわかりにくいが、これはあることを「具体的な期間で言えば」といった意味である。 |
「巣ごもり記⑴」(39) 2020/04/24 Fri(1:54pm)6907 私がすでに決まっていた仕事をしたのは2月27日までです。年が明けてから宮崎に出かけたり、県内で開催された青少年育成の大会などで話をしました。そんな中で、1月16日に国内初の新型コロナの感染者が出たのです。それからはあちこちでコロナが話題になりはじめます。そして、私は1月末には東京に出かけました。このときはマスクを付けて行きました。この日は武漢から帰国するチャーター機の第2便が羽田に着いていました。 |
Short shot(38):大物がいた 2020/04/24 Fri(5:48am)6906 昨日(Short shot)の続き 私の邪推が外れた理由でもっとも大きかったのは「キー情報」を押さえていなかったからである。それは今回の「一律10万円支給」へ急旋回したことをフォローするマスコミ情報で知った。公明党の直談判の前に自民党の二階氏が「一律10万円支給」に言及していたというのである。二階氏と言えば、何かがあると、いわゆる「囲み取材」でテレビに登場して「ぼそぼそ」といった感じで発言する。自民党で影響力絶大の人物なのである。 |
早朝夕刊(37):「事実」の発信 2020/04/24 Fri(5:38am)6905 昨日(早朝夕刊)の続き マスクは医療や福祉関係に優先する必要がある。これは当然である。現実には中国から7割の輸入に頼っている事情がある。その中国がいつの時点までか供給できない状況だっただろう。このときに、中国からの供給が元に戻る時期を正確に予想したり、マスク文化のない欧米までもが着用しはじめるから、状況はさらに厳しくなると判断したりすることまで要求するのは無いものねだりというものである。
それはそうだが、「この時点」で、供給の現状を明らかにし、「不足は当分続く」とのメッセージを発信することもあり得た。もちろん、その上で「そのとき」に、布製マスクの配付をセットにして提案するのである。 |
日本語練習帳 2020/04/24 Fri 6904
作家の五木寛之氏が「新・地図のない旅」と題したエッセーを全国の地方紙に連載している。熊本は熊本日日新聞の土曜日夕刊に掲載される。五木氏は1932年生まれの87歳である。エッセーはすでに60回を超えているが、毎回を楽しみにしている。これぞ「軽妙洒脱」という表現がピッタリする。
ところで、その第63回目「喫茶店とカフェの時代」(3月28日掲載)を読んでいて思わず笑みがこぼれた。「戦後も菅原洋一さんなどがうたって、結構よく知られた曲だったが、最近はほとんど聴く機会がない。[改行」そもそも喫茶店というもの自体が、ほとんどなくなってしまったのである。今ふうのカフェはあっても、喫茶店がなかなか見当たらない」。
前後の脈絡は措くとして「この部分」に反応したのである。その理由はまことにたわいないのだが、連続する2つの文に「ほとんど」が繰り返されていることである。それがどうして「笑み」を誘ったのか。「自分なら、この繰り返しは避けるな」。そう思ったのである。ガリバーと張り合う気持ちはサラサラないが、本コラムも「日本語練習帳」と位置づけている私としては些細なことにこだわりたい。 |
Short shot(36):「予測」が外れた原因 2020/04/23 Thu(5:26am)6903 昨日(Short shot)の続き さて、「一律10万円は実現しない」という私の予測が「邪推(?)」に終わった原因である。まずは①首相は、友党とは言え公明党の「外圧で自分の意志で決定したことを変えるのは断じてできない」と考えるにちがいないと推測した。それだけではない。詳細は知らないが、②野党も「一律10万円」との声を挙げていた。友党の「外圧」さえ受け入れられないのだから、「野党の要求を要求をのむ」などあり得ないと邪推したのである。 |
早朝夕刊(35):「安心感」のため? 2020/04/23 Thu(5:18am)6902 昨日(早朝夕刊)の続き 官房長官が2月12日に「週1億枚以上」と公式に表明したものの、マスクの品薄状態は変わらないままだった。そして21日に「3月には月産6億枚」を超える供給を「図るべく増産を働きかける」と発表した。これには国民に安心感をもたせる意図があったと推測する。しかし、「6億枚」は「1億枚」の6倍だが、12日の「週1億枚」でも「月産4億枚」だから、安心感をもたらすような増量とはいえない。
しかも、平年でも「月平均3.6億枚」の需要があったという(msnニュース 3月30日)。この情報が正しいとすれば、「全力で生産しても、当分は品薄が続くことは避けられない」状況だったのではないか。 |
お侘び「したい」の? 2020/04/23 Thu 6901 昨日の続き
昨日、私は「したい」をけっこう使っていると書いた。これまで、何かと言うと「かな」で自分の気持ちを曖昧に表現する「かなかな症候群」について繰り返し取り上げてきた。この流れで首相が多発する「だろう」をネタにしたのである。
これに対して私は「したい」を重症だとは考えていないが、これを含んだ「申し上げたい」は、相当程度に問題があると認識している。このネタは、時期を思い出せないほどの昔に書いたことがある。これは「申し上げたい症候群」と言うよりも、「お侘び申し上げたい」の問題である。私が言いたいのは、どうして「お侘び申し上げます」でないのかということだ。人様にお侘びするときは、自分が「したい」も「したくない」もないはずだ。とにかく「お侘びしなければならない」のだから、迷うことなく「お侘び申し上げます」と言うべきなのである。
私の耳には、「したい」が「自分の意志として『お侘び』することを選択した」と言っているように聴こえてしまう。そこからは「上から目線」の空気が漏れ出ている。「この期に及んで言い訳などございません。とにかくお侘び申し上げます」と言えばいいのになあ。 |
Hyper short(34):「想情力」「想感力」の欠如 2020/04/22 Wed(2:11pm)6900 とにかく目立つこととしゃべるのがお好きなように見える方がいらっしゃる。ときおり登場されて「一言」発言し、それに対する批判を楽しんでおられる様子が伝わってくる。ふと「想情力」「想感力」という文字が頭に浮かび、それが「欠如」されていると思った。 |
早出し夕刊(33):依存症とIR 2020/04/22 Wed(9:23am)6899 東京に緊急事態宣言が出されたあと、茨城県知事が県外からパチンコに来る人がいると危機感を募らせた。関東地区では東京・神奈川・千葉・埼玉で宣言が出ていたときのことである。ニュースでは県外ナンバーの車が映し出されていた。
パチンコのためにわざわざ県外まで足を伸ばす人たちがいる。その程度は様々だとしても、おそらく依存症かそれに近い人たちだろう。コロナ対応でIR問題が表舞台から消えているが、こうした状況を目の当たりにするとギャンブルの怖さが実感される。IRによって「依存症」になった者にはそれなりの対応をするというが、「依存症」の可能性があること自体が問題なのである。 |
Short shot(32):「筋書き」の構成 2020/04/22 Wed(5:47am)6898 昨日(Short shot)の続き 「緊急事態宣言を自分の責任で全国に拡げたからには、『国民一人ひとり』に自粛を要請することになる」のであり、「したがってこれまでの決定を『自分の意志』で覆し、『一律10万円支給』を決定した。『自分の意志と責任』で」。一律10万円の支給が伝えられ、かつ緊急事態宣言が出されると報道されたたあとの記者会見ではこうした筋書きが展開されるだろうと邪推した。あまりにも急な展開だったから、この「邪推」を本欄で披瀝するチャンスを失った。したがって、「ド素人の後出し解説」と言われても仕方がない。 |
早朝夕刊(31):「マスク」を通して… 2020/04/22 Wed(5:30am)6897 昨日(早朝夕刊)の続き 早朝夕刊で続けている「マスク」ネタは今月9日にスタートした。それ以来、あっちに行ったりこっちに戻ったりしている。本コラムではいつものことであるが、これがなかなか終わらない。例の「マスク2枚」も近いうちにわが家に届くと予想される。そんな状況で、本シリーズはしばらく終わらない予感がする。
この件が、私の守備範囲である「リスクマネジメント」に関わっているからである。マスク自体は小さな「モノ」であるが、ただし466億円となればそうも言ってられないけれど、目先の「マスク」問題を通して、組織の「危機管理」と「リスクマネジメント」に関わる様々な側面が見えてくるのである。 |
「したい」を避けて? 2020/04/22 Wed 6896 4月2日早朝夕刊の続き
前回は「自分が発信するときは『私は〇〇と思います、考えます』をお勧めする」で一区切り付けた。末尾は「お勧めしたい」ではなく意識的に「お勧めする」とした。
私は「早朝夕刊」はワープロ1行40字✕7行の仕様で計280字と決めている。つまりは7行目の最後の「マス目」まで詰める。「マス目」は400字詰め原稿用紙をイメージしている。原稿用紙の約束事で句読点で終わる際にはそれを欄外に記して次の行に移る。ワープロでは、半角文字や「」が入ると微妙に調整するから、1行が41字になったりもする。これは例外規定として、とにかく40字✕7行を厳守する。
こうした裏話をすると、前回「お勧めする」で切ったのは「お勧めしたい」では1文字多く、次の行に食い込んでしまうからだったのかと思われるかもしれない。しかし、それは正解ではない。「だろう」と並んで私は「したい症候群」にも言及したことがある。ただ、「したい」は自分の意志を表明するもので、「症候群」というほど重症ではない。そう思うからこそ、私は「したい」をけっこう使っている。ただ「だろう症候群」を扱った日だったから、あえて避けたのである |
Short shot(30):心の安定のために 2020/04/21 Tue(5:11am)6895 昨日(Short shot)の続き 人間は自分の態度や判断、行動についてできる限り気持ちが落ち着く説明をしたい。それは自分の精神衛生を安定させるために欠かせない。もちろん自分の心のなかでそう思うだけではすまない。われわれの周りには他の人間たちがいて、それが「自分の世界」を構成してる。だから「他人が、組織のトップであれば社会が、自分の行為をどう認識するか」が自分の心の安定にとって大事になる。その「気にする程度」に個人差はあるけれど。 |
早朝夕刊(29):中国製7割の現実 2020/04/21 Tue(4:56am)6894 昨日(早朝夕刊)の続き 中国の観光客が段ボール箱ごとマスクを爆買いしていた。そのニュースを観たとき、「マスクの7割は中国製だから、彼等は自分の国で作ったものを送り返しているようなものだ」と苦笑した日本人がどのくらいいただろう。「マスクもやっぱり日本製が優れてるもんな」といった思いの方が強かったのではないか。
工業製品も含めて中国が「世界の生産拠点」になって久しい。電気製品などは日本製の高級品と棲み分けしていたが、そのうちデザインは日本だが品質は中国製で十分となった。さらに今日ではデザインも含めて中国製も少なくないだろう。日本のマスクの大半がじつは中国製だったとしても当然なのだ。 |
ヒューマンエラーの繰り返し 2020/04/21 Tue 6893 4月6日の続き
関空が開港するまで、大阪空港は国際空港だった。現在ANAが使っている南ターミナルが国際線でJALの北ターミナルが国内線として使われていた。手荷物検査場でのミスは南北で発生した。私の知る限り、昨年9月26日の初回を含めてANAが3件、JALが2件である。最後がJALの2月6日だから、2ヶ月半に5件ものミスが起きたことになる。
JALの1件では、X線検査で「はさみを見つけたが、荷物を開けないままで返却した」(熊本日日新聞 11月19日)というから、「なにやってんねん」と叫びたくなる。このときは当該の乗客が非番のJAL乗務員で、搭乗口で申告して問題が発覚した。保安検査は航空会社が警備会社へ委託委託しているが、ANAとJALは同じ会社だったのだろうか。
この問題が深刻なのは、検査装置で発見できなかったのではなく、「わかっていた」にもかかわらずパスさせてしまったことである。まさに完璧なヒューマンエラーなのだ。さらに、同様のことが短期間に「繰り返された」点が深刻さに拍車をかける。新聞やネット以外の情報はもたないが、これは単なる人間の能力ではなく、組織的な要因まで深掘りすべき問題である。 |
Short shot(28):ド素人の読み誤り 2020/04/20 Mon(5:27am)6892 昨日(Short shot)の続き 「一律10万円の給付は実現しない」という私の予測は完全に誤っていた。あれよあれよという間に「一律10万円」が決まり、記者会見まで行われた。ただし、それは「緊急事態宣言を『全国』に拡げる」ことを表明するのが目的だった。しかし、ド素人評論家の私でも予測できたことがあった。それは「宣言」を「全国」に拡大することにならざるを得なくなったので、その代わり「全国民に一律10万円を給付する」という筋書きである。 |
早朝夕刊(27):プロの「危機管理」 2020/04/20 Mon(5:11am)6891 昨日(早朝夕刊)の続き マスクの高額ネット販売の問題が1月末には目に見えていた。これより以前に、プロであれば、①マスク・パニックの発生を予測し、②不織布の供給不足を考え、③国内での増産とその能力を査定したうえで、場合によっては布製で凌ぐための具体的な対応に着手しておく。
この3ステップまで踏み込める素人はいないかもしれない。しかし、これを「危機管理のプロ」に期待するのは「ないものねだり」だろうか。一般家庭であれば、「そのうちマスクがなくなるぞ。うちでも買い置きしていた方がいいンじゃないか」くらいの会話があり、家族の誰かが実際に買うといった程度のもので「危機管理」と言えると思うが。 |
ネタづくしの見出し 2020/04/20 Mon 6890 4月12日の続き
世の中は情報があふれ過ぎて悩ましい。たとえば4月15日の地元紙熊本日日新聞の夕刊1面の半分に7本の記事が載っている。
①「政府、一律10万円給付検討」:公明党が独自色を打ち出した。
②「対策なければ国内42万人死亡」:実際にこれだけの死者が出るとは考えにくいが、警鐘を鳴らす狙いがある。
③「交通機関移動、日本は38%削減」:アップルの発表【ニューヨーク共同】で、アメリカは76%、イタリアは90%減少した。
④「米、WHO拠出金停止へ」:トランプ大統領の記者会見【ワシントン共同】における発言で、政権への不満を受けて批判の矛先をそらす狙いがありそうだ。
⑤「韓国、終息待たず総選挙」:文政権はコロナの感染が完全に終息しない中で予定通り実施に踏み切った。
⑥「アルペンルート全線開通」:立山のアルペンルートが4ヶ月半ぶりに開通したが雪壁を歩く「雪の大谷ウォーク」は中止になった。
⑦「世界遺産委の開催延期」:中国で開催される予定だった同委員会が延期になった。
いやあ、どれもこれも本欄のネタになるものばかりである。いやはや頭が痛い。これでは1日が240時間あっても足りないではないか。 |
Short shot(26):誇り高き決定 2020/04/19 Sun(5:32am)6889 昨日(Short shot)の続き
私が「一律10万円の給付は実現しない」と予測した理由の②は「この提案が公明党から出されたこと」である。憲政史上最長を記録している誇り高き総理としては、自らの意志で決定したことになっている「30万円策」を他の政党から求められて変更するのは受け入れがたいに違いない。それが友党からのものであってもであると邪推した。われわれのような素人でさえ、最も身近にいる副総理兼財務大臣のあの顔が目に浮かぶではないか。 |
早朝夕刊(25):プロに求められる仕事 2020/04/19 Sun(5:18am)6888 昨日(早朝夕刊)の続き
①マスクの輸入が「7割」である、②そのうち、かなりの量が中国製で今後の供給が厳しくなると予想される、③国内では「消費者心理」による買いだめで品薄問題が発生する可能性がある、の3点はプロならば予測しておかなければならない。
もちろん、そうした情報をしかるべき部署に伝えることも仕事である。また、政策を実施に移す側はそうした情報を求め、受け入れる状況を創っておかなければならない。それが政府と省庁の官僚と言われる人たちの仕事である。そして、何と言ってもプロなのだから、問題の伝達だけでなくその解決のために効果的な具体的対応策を考え、提言することが求められるのである。 |
中学生の感受性 2020/04/19 Sun 6887 4月12日の続き
今回のお話の中で一番心に残ったのは人が誰かに支えられて生きているということです。私はこれまで母が作っているご飯も、いつもは母親なんだから作るのが当たり前って感じでお手伝いもあまりしていませんでしたが、先生の話でいつもしてもらってるんだから今日はありがとうって言ってみようかなって気持ちになりました。ほかにも、いま自分が着ている制服にも誰かが機械かもしれないけれど時間をかけて作ってくれているんだと思うと、もっと感謝の気持ちを持たなきゃなと思うことができました。
話は変わりますが先生の話はとても面白くて吹き出しそうになりました。ダイエーでの話や百均の話、そして生徒が「先生、きのうダイエーにいましたか」の話がとても楽しかったです。最後になりますが、先生の話をこれからの生活に活かしていきたいです。また、□□中に来てくださいね。本当にありがとうございました。(2年女子)
「感謝の話を含めて、ダイエーだの百均だのと、一体全体、あんたは中学生にどんな話をしてるんかい」と思われる方もいらっしゃるだろう。私としては、こんな反応を中学生からもらえることに感謝するだけである。 |
Short shot(24):車は止められない! 2020/04/18 Sat(5:21am) 6886 昨日(Short shot)の続き
昨私が「全国民に一律10万円給付が実現しない」と予測した理由はいくつかある。まずは、①「政府として「条件付き30万円給付」を公表した以上、ここでチャラにするなどできないと考えるに違いない」と推測した。それが実施前からどんなに不評であっても、あるいは指摘されるような問題があるとわかっても、走り出した車は止められない。それが政治の世界なのだと邪推した。批判が野党からの指摘であればなおさらのことである。 |
早朝夕刊(23):プロとアクション 2020/04/18 Sat(5:08m) 6885 昨日(早朝夕刊)の続き
官房長官が2月12日に「来週以降に週1億枚の生産ができる」と話したとき、情報はどの程度整理されていたのだろうか。現実に一般庶民の前にマスクが登場しないなか、官房長官は3月17日に、「4月は現在の供給能力の6億枚からさらに上積みできる」と答えている。さらに、「平常時は海外からの輸入が7割、国産が3割だ。3月はその比率が逆転する見込みだ」と語ったとされる。
どの世界にもプロがいるから、「輸入が7割」は1月の時点で、その後の対策を考える際の基本的な前提だったに違いない。また、その主要な生産国が当時感染の中心地だった中国であれば、輸入が厳しくなることも予測されたはずだ |
「見誤り」のリスク 2020/04/18 Sat 6884 昨日の続き
神奈川県でPCR検査の判定ミスが出た。検体の識別番号の「8」と「9」の数字を見誤ったことが原因とされている。原因としてはかなり単純であるが、おそらく識別番号が手書きされていたのだろう。そうであれば、「手書き」の危うさを認識して誰もが間違いようのない約束事を決める必要がある。たとえば「6」と「9」では「6」「9」 といった「上下」がわかるようにしているケースは一般的である。あるいは「6」か「9」のいずれかを漢数字の「六」「九」にするといった具合である。
この記事には「ダブルチェック」についての情報は含まれていない。このところのミスではそこが問題になっていた。このミスが判明したきっかけは、結果を知らされた医療機関から「取り違えではないか」との問い合わせだった。医療機関は何を根拠に「取り違えの可能性」を指摘したのだろう。この点を明らかにすれば、再発防止に役立てることができるだろう。
今回、陽性が判明した女性は自宅で療養しているが、誤って陽性とされた女性は別の病気で亡くなった。ただ、陽性だということから、女性が亡くなる際には家族が立ち会うことができなかったという。 |
Short shot(22):一律10万円!? 2020/04/17 Fri(8:41am) 6883
一昨日の夕刊で、公明党の山口代表が安倍首相と会って、全国民に10万円の給付を申ししれたという記事を読んだ。その瞬間、私は「これはうまくいかないだろう」と推測した。このところ「巣ごもり」を続けている前期高齢者後期である。家内と一緒に昼食を摂るのが普段の生活になってきた。これは45年前に結婚して以来、かつてなかったことである。さて、昨日のお昼のときである。私は「この話は実現しないな」と家内に言った。 |
早朝夕刊(21):プロとアクション 2020/04/17 Fri(5:45am) 6882 昨日(早朝夕刊)の続き
危機管理のプロフェッショナルとして、どこまで想定してくべきかに正解はない。ただ、自分たち(自国)の経験だけでなく、他者(他国)の経験や行動に関する情報を活かす力がきわめて重要である。まだ結果の評価はできないが、台湾や韓国などでは前回の大流行の経験が生かされているという。
ともあれ、「マスク」の場合は、その7割が中国からの輸入だったらしい。そうした事情を知る立場にあったプロフェッショナルであれば、いずれはマスクが品薄になることが想定できたはずである。そうでなければプロとは言えない。さらに、その情報分析をもとに具体的なアクションまで取っておくべきだったのである。 |
ダブルチェック 2020/04/17 Fri 6881 昨日の続き
PCR検査の判定ミスが愛知県でも発生した。当初は28人が感染していたとされていたが陽性は4人だった。その原因は県の衛生研究所でウイルスの遺伝子を抽出する工程で陽性者の検体が他の検体に飛び散ったことにあるという。検査を依頼した4人全員が陽性と判定されたことを不審に感じた保健所の指摘でミスがわかった。
これを受けて、県は「今後、遺伝子の抽出工程を複数人で確認するなどして再発防止に努めたい」としている(東海テレビ Web)。「今後」が「遺伝子…」の前に置かれているので、①これまでは複数によるチェックが「決まっていなかった」のか、②「このときは」決められた手続きをとっていなかったのか微妙なところである。熊本のケースと共通しているのは「複数人」による「ダブルチェック」が行われていなかったことである。安全に関わるものは「ダブルチェック」が基本中の基本である。検査の現場が疲弊しているのか。このミスで、死亡後に陽性とされた80代の男性は通夜などが営まれることもなく火葬されたという。 |
早朝夕刊(20):たかがマスク? 2020/04/16 Thu(5:13am) 6880 昨日(早朝夕刊)の続き
じつは、「中国人のマスク爆買い」のニュースを観て、私も頭の中では「いずれ日本でも騒ぎになるぞ」と思った。ただし、それで具体的な行動には出なかった。
しかし、それは個人のレベルの問題である。たとえば国家レベルであれば、そうした事態の発生を予測し、それなりの対応をとることを仕事にしている「危機管理のプロフェッショナル」がいるだろうにと思う。これを「たかがマスク」と軽く見てはいけない。あっという間にマスク不足が国民的な大問題となった。そして、政府の「週1億枚製造」発言に実体が伴わないと批判が起き、さらには「アベノマスク」などと揶揄される事態に至っているのである。 |
根本原因分析 2020/04/16 Thu 6879 昨日の続き
熊本市内の病院に入院していた患者の検査ミスはすぐに判明した。陽性の報道は土曜日の夜だったが、月曜日の夕刻にはミスとわかった。情報が出てから二日で問題がクリアされたのである。病院の閉鎖も月曜日だけで終わった。ともあれ、陽性とされた患者と濃厚接触者たちもホッとしただろう。
ところで、病院の関係者には知人から心配する電話やメールなどがあったようだ。それと同時に二日の間でも、この病院に勤める家族には近づかない方がいいといった雰囲気が生まれたところもあったらし。いま世界中で医療関係者に対するサポートの必要性が強調されている。
今回ミスを起こした熊本市の機関にはミスが発生した原因をしっかり押さえてもらう必要がある。すでに「ダブルチェック」していなかったことは伝えられているがが、さらにその原因を掘り下げていただきたい。組織や集団、コミュニケーションなどを含めた「根本原因分析」である。その一方で、このミスに直接関係した人間の心情も気にかかる。外部に個人が特定されることはないとしても、組織の中では、それなりに責任を問われ、いたたまれない気持ちになったりしてはいないか。 |
早朝夕刊(19):危機管理のプロは? 2020/04/15 Wed(6:02am) 6878 昨日(早朝夕刊)の続き
マスクが品薄になってネットでの転売が問題になりはじめたのは1月も中旬くらいだろうか。ネットで65枚セットの一箱が5万円を超えるケースもあり、大手のメルカリが出品の削除をはじめたという記事が2月7日付の読売新聞に載っている。「楽天市場」でも出品者に注意を呼びかけたのが1月末と記されている。
自分がしなかったことを棚に上げた後付け批判はいかにもカッコ悪いが、それを承知で聴いてみたいことがある。「武漢の大感染と中国人観光客のマスク爆買いを認知した時点で、『マスク不足が騒ぎになる』と予測し、それなりの対応を考えた『危機管理のプロフェッショナル」はいなかったのか」。 |
検査ミス 2020/04/15 Wed 6877
熊本市の病院に入院していた患者が発熱し、PCR検査の結果が陽性だったとのニュースが流れたのは今月4日だった。これを受けて患者と接触していた家族と病院関係者を検査した結果、191名全員が陰性と判明した。このため感染経路が明確にならず、再チェックしたところ当該患者も陰性でミスだったことがわかった。検査機関で検体番号の入力漏れが原因だった。
検査の細かい手続きはわからないが、市内で2番目に感染が確認された人の検体と取り違えたようだ。判定の際に複数で確認する「ダブルチェック」をしなかったという。
検査の日は土曜日だった。こうした機関のスタッフたちは休日も仕事をしているのである。しかも、その内容は責任重大で緊張感を伴うに違いない。さらに自らが感染のリスクに直面しているのである。しかも検査ができる専門性を有しているとなれば、人数も限られているだろう。そうした状況を考えると「何をやっているんだ」などと批判する気持ちにはなれない。
しかし、そうではありながら、「ダブルチェック」といった、この種の仕事に必須である手続きだけはしっかりやってほしいと願わざるを得ないのである。 |
早朝夕刊(18):「あのとき」だったら… 2020/04/14 Tue(5:51am) 6876 昨日(早朝夕刊)の続き
官房長官は2月12日の会見で、「来週以降に週1億枚の生産ができる」と具体的な数字を提示した。これを聴いて「しばらくすれば大丈夫かもしれない」と思うのは浅はかなのだろうか。
この時点で「そうは言っても医療をはじめ優先すべきところがあります。したがって国民一人ひとりに行き渡るには少し時間がかかるかもしれません」と念を押す。その後で「そこで、とりあえずは布マスクを…」と続ける。布マスクの生産だってすぐにはできないだろう。しかし「このタイミング」で発信したのであれば、「アベノマスク」などと揶揄されずに、北海道のように「ありがたい」という人が多かった可能性はある。 |
ハンコの世界 2020/04/14 Tue 6875
緊急事態が宣言された日の東京で通勤時間にインタビューしていた。出勤の理由が「ハンコを捺さないといけないのでテレワークにできない」だって。
わが国は未だに「シール」がものを言う世界なのだ。そもそもハンコは指紋や虹彩のように個人そのものではない。だから悪意ある人間がハンコを捺して問題を起こす。それが「ブツ」である限り、盗まれる可能性は「ゼロ」ではない。となれば、消極的ながら犯罪を誘発する可能性もある「ブツ」なのである。この国難を機会にテレワークが進むだろう。そうなれば「ハンコ」への対応も少しは変わるか。
ところで、「ハンコ」と直接の関係はないが、「雇用調整助成金」なるものがある。今回も話題になっているが、ある放送で申請に11種類もの書類が必要だと伝えていた。しかもOKが出ても支払いを受けるまで2ヶ月かかるのだそうな。やれやれ、こうした書類にも「ハンコ」がつかれまくるんだろうなあ。世の中にはきわめて少数ながら、いろいろな制度を悪用する人間がいる。そうした者を排除するために、それなりの段取りがいるんだとは思う。しかし、それでも「ハンコ」はあまり関係ないよね。 |
早朝夕刊(17):③「タイミング」の問題 2020/04/13 Mon(4:54am) 6874 昨日(早朝夕刊)の続き
小泉チルドレンなどと言われて一斉に国会議員になった人たちがいる。その中の一人が「アベノマスク」への批判に対して、北海道の例を挙げて「世の中には喜ぶ人もいるんです」といった発言をしていた。しかし、物事には③「タイミング」というものがある。北海道知事は「そのときしかない」ほどのタイミングでマスクを配付したのである。
マスクが店頭から消えて国民の不安が高まった。そのとき政府はマスクの増産に力を入れると強調し、「しばらくすれば大丈夫かもしれない」と思わせるメッセージを送った。これに対しては「おいおい、大丈夫だなどとは一言も言っていないよ」と反論されるのだろうか。 |
投票用紙の持ち帰り! 2020/04/13 Mon 6873
先月22日投票の熊本県知事選挙で信じられない問題が発生した。熊本市中央区の開票所で集計した総数が、投票者数より109票も不足したのである。もちろん「一票」でも不足があってはならないが、「109票」ともなれば驚いて声も出ない。
さらに追い打ちをかけたのは、それを「有権者による投票用紙の『持ち帰り』」として処理して、開票結果を確定させたというのである。これを知って驚かないなんてあり得ない。私の記憶では投票所には6人くらい人がいる。投票用紙をもらって記入し、「全員が見ている前」で投票箱に投票用紙を入れる。こうした状況で「どうやったら『持ち帰る』」ことができるのか。それも「109人分」である。
立会人の方々はほとんどボランティアだと聴いている。しかも、期日前投票も含めてじっと座り続ける大変な仕事である。それを考えるととても批判する気持ちにはならない。しかし、それはそうとして不足分が「有権者の『持ち帰り』」にされる理由がまったく理解できない。おそらく公職選挙法には、そうした処理法が規定されているのだろう。そうだとしても、法律は「109票」など想定していないに違いない。 |
早朝夕刊(16):②「その時点で」こそ 2020/04/12 Sun(5:50am) 6872 昨日(早朝夕刊)の続き
中国の観光客たちがマスクを買い占めているのを観ても、日本ではまだ強い危機感はなかったと思う。そのうちクルーズ船の危機管理が問題になり、そんな状況と並行しながらマスクが店頭から消えはじめる。そして、なぜか北海道で感染者が突出した。そこで鈴木知事は2月28日に「緊急事態宣言」を出すことになる。このときは道民に28日から3週間にわたって外出を控えるよう呼びかけた。若き知事の「果敢なる一手」は大いに評価されることになる。
その際、道民にマスクを配って、みんなから喜ばれたらしい。当時の「マスク事情」は知らないが、②「この時点」でのマスク配布は素晴らしい配慮だった。 |
「あわてず、なまけず」人生 2020/04/12 Sun 6871 4月7日の続き
中学生に対する私の講話についての感想文である。
私は「あわてるな!人生はそう短くない。なまけるな!人生はそう長くはない」という言葉が心に残りました。たしかに、私は人生15年間生きてきて、あっという間だったなと思うこともありましたし、意外と長いと思うこともありました。だからあわてることも、なまけることもなく、楽しく生きていこうと思いました」(3年女子)。
このあと、「受験を控えて追い込まれることもあると思うが、どんなときにも前向きに生きていこうと思いました」と続けている。「人生15年間生きた」中学生がこんな気持ちになってもらえることに感謝するしかない。
また、感想文の最後に次のような引用をした生徒がいた。「あわてるな、人生はそんなに短くはない。なまけるな、人生はそんなに長くもない」というように、これからの人生をおばあちゃんになっても楽しく生きて、いくつになってもいろんなことに挑戦していこうと思いました。(2年女子)
「おばあちゃんになっても」だから女子生徒であることはすぐにわかる。これから先、こころから楽しく生き、いろんなことにチャレンジしていってほしい。 |
早朝夕刊(15):①ないよりはいい 2020/04/11 Sat(5:10am) 6870 昨日(早朝夕刊)の続き
「マスク」が「うがい」と同じレベルかどうか知らないが、①「あった方がないよりはいい」ことは「確定した」ようだ。素人でない「専門家(?)」の方々は、全員が「自分は最初からそう言っていた」のでしょうね。もちろん、「いまでもマスク不要」と言う「専門家(?)」がいる可能性はある。それはそれで、科学的事実を提示すればいい。科学の「事実」はいつも仮説的であって、「絶対的真実」はないのである。今年の1月だったか、武漢で新型のウイルスが問題になりはじめたころである。日本に来ていた中国の観光客たちがマスクを大箱ごと買っている様子がニュースで流されていたことを思い出す。 |
ことばの力 2020/04/11 Sat 6869 昨日の続き
ことばは大事だ。「ことばは『人間理解最強の道具』であると同時に『人間誤解最悪の凶器』である」。私がこのフレーズを言い始めたのは前世紀のことで、大学の授業でも折に触れて使っていた。これを聴いた学生たちが試験問題やレポートに「とても感動した」といった意味合いのことを書いてくれて嬉しかった。
のっけから「ロックダウン」が一人歩きして、「緊急事態が宣言されても外国のような『ロックダウン』にはならない」と確認しなければならなくなる。まさに「ことばの力」ならではの結果だが、それが「凶器」になっては困るのである。
そう言えば、ご当人は数年前に「排除します」と断言して、上げ潮の勢いが止まってしまったことがある。あのときも、実質的には「排除するのは当然」の流れだった。勢いのある集団に、政治信条などそっちのけでわれもわれもと入り込もうとする人間が群がってきそうになった。だからだれもが、責任者として「そうはいきませんよ」と言うべきだと思っていた。ただ、そこで選択した「ことば」がまずかった。マスコミのインタビューで誘導に乗せられたとの話もあるが、これが大きな失策だった。 |
Short shot(14):466億円!? 2020/04/10 Fri(6:11am) 6868 「さっき」の続き
昨日から「マスク物語」をはじめた。いつものように数回は連載するつもりでいた。ところが、突如として政府が戸別に配付する2枚のマスクの経費が466億円という「驚愕ニュース」が飛び込んできた。瞬時にして、連載が追い抜かれてしまった。とりあえず人口比は無視するとして、47都道府県にそれぞれ10億円ずつ配ったらどうか。これでマスクが作れる地元のありとあらゆる業者に発注するというのは荒唐無稽の話なのだろうか。 |
早朝夕刊(13):「手洗い」と「うがい」 2020/04/10 Fri(5:57am) 6867 昨日(早朝夕刊)の続き
そもそも欧米ではマスクを付ける習慣がないとの話は昔から聴いていた。日本にやってきた外国人はあちこちでマスクをしている光景を見て異様さを感じるという話もあった。しかし、春先などは花粉症で悩んでいる人が多い。そこで、マスクをする人が増えても違和感なく過ごしてきた。
ところで、インフルエンザの流行期になると「手洗い」と「うがい」の必要性が繰り返し強調される。このうち「手洗い」の方は決定的かつ普遍的である。今回のコロナでもWHOや海外の情報番組が「手洗い」の重要性を伝えている。もう一つの「うがい」は「それほど効果がない」というのが「専門家(?)」の意見のようだった。 |
「しない」と「できない」 2020/04/10 Fri 6866
「人物 A. 時間が迫っていても、私は走らない」「人物 B: 時間が迫っていても、私は走ることができない」。こんな発言をした二人には「走る」ことについて決定的な違いがある。
「人物 A」は、「走ることができる」のだが、「時間が迫った」状況であっても意図的に「走らない」と宣言している。これに対して「人物 B」は、走りたくても「走ることができない」のである。ただし、その原因が周りの状況にあるのか、あるいは肉体的な要因によるものかまではわからない。ともあれ、二人の発言がまったく異なる意味をもっていることは明らかである。
いの一番に「ロックダウン」というお得意(?)の英語をもってくるから、あとで説明が必要になる。しかも、首都が海外の都市のように「完全封鎖」と「同じか」と「誤解」する。もっとも、「そのくらい厳しいことだ」と「勘違い」された方が効果的との「読み」があったのかもしれない。そうであれば、危機管理の戦術的発言として、あえて使ったことになる。その真意はわからないが、「緊急事態」が宣言されても「封鎖などはしない」ではなく、わが国の法律では「できない」のである。 |
早朝夕刊(12):マスクの効用 2020/04/09 Thu(6:32am) 6865
2月の中旬に熊本市教育委員会関係の委員会にマスクを付けて出席した。その際、医師免許をお持ちの委員の方に「マスクって効果がありますか」とお聴きした。これに対する答は「ウイルスから逃れるという点ではそれほど期待はできません。ただ、口の周りを手で直接触ることは避けることができます」だった。
私としては、それで納得すると同時に「これからもマスクをしなくっちゃあ」と思った。世の中の物事に100%などあるはずもない。私は自分が手で顔のあっちこっちをしょっちゅう触っていることを自覚している。つまりは、「した方がしないよりもいい」のだから、「する」選択が正解だったのである。 |
「上司評価」の不調 2020/04/09 Thu 6864
「『上司評価を敬遠』 回収率25% 実名記入嫌う」(2003年1月14日 熊本日日新聞) スクラップを整理していたら、こんな見出しの記事が出てきた。熊本市が部下による「上司評価」を試験的に導入したところ、その回収率が25%と低迷したという内容である。
この2003年の「上司評価」方式を私がアドバイスしたのではない。ただ、1992年から「公開講座リーダーシップ・トレーニング」を開催していた私は、熊本市の職員研修担当者と話をしたことがあった。そのとき、私は「部下による評価」の重要性を強調した。これに対して、「それはいいですね」とはなったが、「さっそく導入を考えましょう」とまでいったかどうか、はっきりした記憶はない。
それでも、「そうした方法もあるんですね」「ええ、これまで自治体で採用した例はほとんどありませんから、先進的にやってはいかがですか」くらいのやり取りはあったと思う。その後、電話で「職員研修」についての相談があったことは憶えているが、結果としてはその先まで進むことはなかった。そうした経緯があったことから、この記事を読んだ私は当然のようにスクラップしたのである。 |
早朝夕刊(11):現時点での備え 2020/04/08 Wed(6:16am) 6863 3月29日(早朝夕刊)の続き
「コロナ禍」は国家としてのリスクマネジメントに様々な課題を投げかけている。今回の事態が「何年に1回の確率」で発生するのかは誰にもわからない。こうした状況になる前に予防できればいいが、それに失敗した場合にどうするか。そこまで想定して備えておかねばならないとすれば、具体策は頭に浮かばない。
いまどこかで大地震が起きたらどうなるか。わが国ではその可能性はゼロではない。また、豪雨が発生したらどうなるか。もちろん、何も起きないことを願うしかない。ただ現時点で、「コロナ禍」が終息していないことを前提にした、安全を維持できる避難所の準備をはじめておく必要があると思う。 |
天神コアビルの思い出 2020/04/08 Wed 6862
福岡市の「天神コアビル」が44年間の営業を終えて閉館した。「コロナ禍」の中、閉店セールの様子をニュースで観て、家内と二人で思い出したことがある。
そもそもこの地は「西鉄街」と呼ばれる商店の密集地帯だった。おそらく戦前から続く商店街だったのではないか。私は行ったことがないが、新宿歌舞伎町のゴールデン街のイメージである。そこには野菜や魚を売る店もあった気がするし、パチンコ屋もあった。そんなことで、「これが県庁所在地のド真ん中かあ」と思ったりしていた。ただし、それを言うなら大阪駅の前なども、ほとんどバラック状態だった。ネットで確認すると、少なくとも現在のヒルトンホテル付近が私の記憶どおりだった。
そうした中で、福岡の天神では「コアビル」が建てられ、1976年に開業したのである。そのころ私たち夫婦は初めての子どもを迎えようとしていた。ところが、家内のお腹の中にいた第一子がなかなか出てこない。その対策として産婦人科医から「運動しなさい」と言われて、まだ新しい「コアビル」の階段を二人で上ったり降りたりした。「コアビル」閉館のニュースをみて、そんな思い出が浮かんだ。 |
Short shot(10):何としてもアピール 2020/04/07 Tue(8:24am) 6861
朝のニュースを音源を切って観ていた。安倍首相が緊急経済対策として108兆円規模を考えていると発表していた。画面の下に「GDPの2割にあたる額で、諸外国と比較して相当に思いきったもの」との字幕が出た。これを観て、「何としても『諸外国と比較して』を入れたかったんだろうなあ」と苦笑した。どんなときにも政治家はアピールしたくなるようだ。マスコミに「海外では…」と比較されていることも気になっていたかもしれない。 |
早朝夕刊(9):本物の普遍性 2020/04/07 Tue(5:30am) 6860
The fullest and best ears of corn hang lowest toward the ground.(Christopher Augustine Reynolds) Reynolds (1834–1893) は、オーストラリアのアデレードで最初の大司教となった人。《
ear [名] (麦などの);(トウモロコシの皮つきの)実 》(シーニアス英和大辞典)
この名言、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と完璧に同義である。もちろん「稲」と〝corn〟の違いはあるが、「ただそれだけ」のこと。ここで「どっちが早いか」「どっちがパクりか」など詮議することもない。人間として「本物」の人は反っくり返って力を誇示するなんてことはしないのである。それは文化を越えた真実のようだ。 |
頼もしきかな、中学生 2020/04/07 Tue 6859 3月10日の続き
私の中学生に対する講話の最後に「私の信条」を提示して終わった。それは「あわてるな、人生はそんなに短くはない。怠けるな、人生はそんなに長くもない」というものである。
私は大人向けの講演でこれをけっこう使っている。退職記念講演でもこれで締めくくった。このフレーズ、高校の卒業文集に載せたのが初出で、「十七、八歳から年寄りじみたことを言っていたんです」という「落ち」が付いておしまいとなる。退職記念講演が終わったあとで、数人から「あれって良かったです。メモしました」などと言われて嬉しかった。
それはそうとして、これを中学生にぶつけるのは「早すぎ」とは思いながら、話の最後に入れてみた。いつものことであるが、生徒たちが書いた講話の感想文が学校から送られてきた。その一枚一枚を楽しみながら読んだが、その中に「あわてるな人生…」物語に触れたものが少なくなかったのである。それも3年生だけではなく、1年生の感想文でも引用されていた。鉛筆でしっかりと書いた文字を追いながら、子どもたちに頼もしさを感じた。大人たちの劣化が進む中、将来を託する人たちをどうやって育てていくのかが問われる。 |
Short shot(8):「日本人は…」への危惧 2020/04/06 Mon(8:15am) 6858
「緊急事態宣言」には、一部を除いて強制力がない。だから、外国のような都市封鎖はあり得ない。「そうしたものでも日本人は、宣言されればみんなが従うから…」。テレビで複数の「識者」たちがこうした発言をするのを聴いた。私も「そうあってほしい」と思う。その一方で、「日本人は、日本は」を冠にして「外国よりも優れている」という意味合いで納得することに軽い危惧を抱く。それが思い込みでなければいいと願うのである。 |
早朝夕刊(7):こころ貧しければ… 2020/04/06 Mon(5:18am) 6857
【貧すれば鈍する《慣》貧乏になるとその性質や頭の働きまでも愚鈍になる】《精選版 日本国語大辞典》今日の社会においては、「慣用句」のなかには適切さを欠くものがある。これも経済的な側面に適用すれば問題である。
私としては、その趣旨を「心の貧しさ」に適用したい。心が貧しい人は、「その性質や頭の働きまでも愚鈍になる」ということである。この「原理」は「いじめや差別」にも当てはまる。また、「DV」や「幼児虐待」も同じメカニズムが働いている。もちろん、「それだけ」が原因とは言えないが、少なくとも「心が豊」であれば、そうした行為はしない。その改善には「人と人との関わり」が重要になる。 |
「はさみ」のチェック 2020/04/06 Mon 6856 4月4日の続き
私の缶ペンにはクロスのシャープペンシルと赤インクのボールペン、黒と赤インクの水性ペン、さらに筆ペンの計五本の筆記具を入れている。これに使い込んで丸くなった消しゴムと綿棒2、3本が加わる。そしてもう一つ、「ハサミ」も入っている。ホテルのアメニティの裁縫セットに含まれていた「ハサミ」だけを持ってきたものだ。その用途は糸を切るくらいで、袋を空けるときなどに使う。その長さを測ると5.5cmほどある。
あるとき、大阪空港の手荷物検査で缶ペンがひっかかり中を開けるよう求められた。そのとき、係員が「これはハサミですね」と言ってから、物差しを当てた。それから「基準内ですからけこうです」と言ってパスとなった。因みにハサミは「刃体が6cm以下」であれば持ち込み可になっている。ともあれ、「大阪空港」で透視画像を監視していた担当者が缶ペンに反応し、ハサミの長さまでチェックされたのである。私はそれを当然のことと受け止めたし、「そのくらいでなくっちゃあ」と大いに評価した。そんな体験の土地主にとって、「刃体」の長さなどとは関係なく「アウト」である「ナイフ」を通してしまったのには驚くほかない。
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早朝夕刊(6):巨大福岡市 2020/04/05 Sun(5:45am) 6855 4月2日の続き
コロナ禍で九州のデパートの売り上げが減少したというニュースを観た。デパートは福岡市とそれ以外の県にあるものと二分されていた。細かい数値はメモしなかったが、売り上げの減少額が、福岡市では13億円、その他の県は「合わせて」16億円ということだった。いずれも10%以上の減である。この数値を目の当たりにして、福岡の巨大さを今さらのように知った。九州で福岡の一極集中が話題になって久しいが、その程度がますます大きくなっているのである。
私は中学2年生から高校、大学、そして大学の助手までの16年間を福岡で過ごした。そのときは、熊本で40年以上過ごすことになるとは想像もしていなかった。 |
「中堅教諭等資質向上研修」受講者の声(48) 2020/04/05 Sun 6854 3月29日の続き
大学時代、Make Friends に所属していて、時々先生のお話をきかせていただいておりました。10年経って、また先生にお会いできるのがとてもうれしかったです。そして、「何も分からないけれどがんばろう!」と思っていた10年前の気持ちに返る機会にもなりました。この研修で周りの先生方が自分に求めている姿を知ることができました。まだまだ自分のことだけで精一杯な現実の差に戸惑いもありましたが甘えている自分にも気づかされた感じです。「学年全体」とか他の先生方の様子とか自分以外のところにも気を配れるようになりたいと思います。10年前のフレッシュな気持ちとともに新しいスタートにしたい思っています。貴重な研修、ありがとうございました。お身体に気をつけてお過ごしください。(中学校教諭 女性)
〝Make Friends〟とは学生たちが公民館の活動などに参加して子どもたちとふれあう活動をするグループである。その歴史は1997年に遡るからすでに20年を超えている。このグループについて語り始めると際限がなくなる。私としては卒業生が教育の場でしっかり仕事をしていることを喜び、さらなる成長を期待している。
本連載は、今回でおしまいです。 |
早朝夕刊(5):今月の写真(2) 2020/04/04 Sat(4:57am) 6853
写真の2枚目は「ありあけタコ街道」にある「タコ入道」である。雲仙普賢岳も眺められる有明海を背にした何ともデッカい「タコ」で、初めて遭遇したときは「恐怖」すら感じた。
熊本市から国道57号線を走って天草五橋を過ぎると松島有料道路に入る。この終点から1分程度のところに「道の駅リップルランド」がある。そこから陸橋で道路を渡ると海側に「入道」さんが鎮座ましましている。熊本市市内から車で1時間40分くらい走るとお目にかかれる。地元の有明町では日干しのタコが名産品で、海のかおりを漂わせながら薄く貼ったタコが干してある。このオブジェはタコたちを供養する意味もあるのだろうか。 |
手荷物検査場のミス 2020/04/04 Sat 6852
大阪空港の手荷物検査場で「ミス」が頻発した。私が確認したのは、①2019年9月26日 ②10月17日 ③11月9日 ④11月24日 ⑤12月6日である。①②④がANAで、③⑤がJALである。
最初の①は大混乱だった。その日の午前6時50分ごろ、保安検査場で乗客が手荷物として機内に持ち込もうとした刃物を係員が検査で通してしまった。そのため、すでに検査場を通過していた乗客も含めて検査をやり直した。その結果、発着する32便が欠航し26便に遅れが出た。これに巻き込まれた乗客は8000人を超えた。ミスは刃物が探知機で見つかったのに、係員が「誤って返してしまった」ために起きた。
私は使い勝手の良さから、娘が小学生のときに使っていた缶のペンケースをバッグに入れて持ち歩いている。おそらく雑誌の付録だったと思う。時間の経過とともに傷んできたので買い換えを考えたが、これに代わるものがない。自分の年齢を考えれば、このまま人生の最後まで付き合い続けることになるだろう。
ところで、このペンケースの対応が空港によってけっこう違うのだ。私自身「試す」意図はないのだが、検査場に入る際にバッグに入れたり入れなかったりする。 |
夕刊(4):緊急事態宣言 2020/04/03 Fri(4:58pm) 6851
多方面から「緊急事態宣言」を出すようにとの声が上がっている。しかし政府はまだその時期でないとしている。その根拠は必ずしも明確にされていない。それが経済活動を破壊してしまうことを懸念しているとの解説もある。そうなると政権への批判が一気に高まることを恐れているとの説明もある。一般人にその真意がわかるはずもない。もちろん、宣言後は自治体首長の主導権が強まり、政府の影が薄くなるなどと考えるはずもないが…。 |
早朝夕刊(3):今月の写真(1) 2020/04/03 Fri(5:33am) 6850
表紙の写真は、「その月」に撮したものをアップしている。まずは「足立美術館」である。今では、島根県安来市にあるこの美術館を知らない人の方が少ないのではないか。横山大観の作品がズラリと揃っているが、その日本庭園がとにかくすごいのである。ガーデニングなどとは最も遠いところで暮らしている私でも、その美しさには思わず息をのんでしまう。私はこの美術館に3回行った。表紙の写真は2016年4月に撮ったのだが、このときは家内と姫路から鳥取砂丘をめぐり、大山を経てここに来た。それから出雲大社にも足を伸ばして帰熊した。
それから二週間も経たない14日、16日に「熊本地震」が発生する。 |
「心傷」体験 2020/04/03 Fri 6849 昨日の続き
「環境問題への対応は日本がトップレベルだから実力の見せどころだ」。識者(?)がこんな元気のいいことを言う。それを聴いて、私は心からそうあってほしいと思う。ただ、この手の話を見聞きするたびに、「それって『思い込みじゃないよね』」と問い返したくなる。
液晶もリチウム電池も日本で実用化され、ダントツで世界のトップを走っていた。ビデオではVHSとβマックスが世界標準を争った。いずれも日本の開発である。しかし、いまその面影すらないと言えば言い過ぎか。そんな「外傷体験」ならぬ「内傷あるいは心傷体験」者は「思い込み」のランニングを懸念する。
さてさて、わが国のネット状況は世界のどのレベルにあるのだろう。先ごろスマートフォンで「5G」なるものが現れた。これも韓国ではすでにスタート済みである。こうしたネットに関わるインフラ整備は韓国だけでなく、わが国より先行している国がけっこうあると思う。教育の世界でも、子ども一人ひとりがタブレットを持つ環境整備はようやくはじまったばかりである。
私には「自虐趣味」はないが、複数の視点を持たずに、「自分がトップランナー」といった「思い込み趣味」も持ってはいない。 |
早朝夕刊(2):「だろう症候群」 2020/04/02 Thu(5:55am) 6848 3月30日(早朝夕刊)の続き
「かなかな症候群」のついでに、「だろう」についてもコメントしておこう。安倍首相は、発言の中でしばしば「〇〇なんだろう」を使う。「〇〇だと思う」でないところがミソである。
「My文法書」によれば、これは「かなかな症候群」と同じ機能を持つとされる。つまり「❶物事を断定せず、後でその発言を責められたときの予防線を張っておく働きをする」。また「❷自分で確信が持てないので、少し控えめにしておく役割」が挙げられている。さらに「❸相手の気持ちを慮って優しく問いかけるときなどに有効」という点でも共通性がある。
自分が発信するときは「私は〇〇と思います、考えます」をお勧めする。 |
思い込みの「トップランナー」 2020/04/02 Thu 6847 昨日の続き
私がネット環境を懸念しているのは、具体的な情報に基づいたものではない。だから杞憂で終われば、その方がいい。私の心配とは、国中がドーンとテレワークに入った場合、それに対応できるインフラができているのかどうかである。
すでに、若い学生たちと話をすることがなくなって時間が経過した。そうそう、私が「花のフリーター生活」をスタートしたのは昨年の4月1日である。そして初仕事はその日に行われた熊本県の教職員に対する辞令交付式だった。今年もその予定だったが、コロナ禍で中止になった。
そんなことで、今の若者がどう考えているかわからないが、われわれ世代はわが国が「ニューメディア系」の世界ではトップを走っていると思い込んでいるのではないか。前世紀末だったか、NHKの「電子立国日本の自叙伝」というシリーズがあった。それは、戦後の努力の積み重ねを経て、電子技術において世界に冠たる国になったことを誇らしげにまとめたものだった。私もワクワクしながらビデオで録画して、「教育情報科学」という講義で活用したものである。
しかし、「今やその面影もない」と断言すれば、「それはさすがに言い過ぎだ」と言われるだろうか。 |
早朝夕刊(1):「だよ」「のよ」? 2020/04/01 Wed(5:56am) 6846
テレビを観ていると、ときおり外国でその国に住む人にインタビューする様子が流される。その際に日本語で吹き替えすることがある。これを観て苦笑いするケースが多い。
たとえば、男性の年配者が「私はこれが気に入ってるんだよ。だからいつもここに来てるんだ」といった具合である。それが女性であれば「気に入っているのよ」「来るわ」となる。日本人がインタビューを受けてこんな言い方をしているだろうか。つまりは、流す側が自分でイメージを創りあげているのである。とりわけ報道性の高いものであれば、それは事実を歪める可能性すらある。メディアは伝える側の「創作」であることを意識しておこう。 |
テレワークと通信環境 2020/04/01 Wed 6845
コロナという外圧で、働き方改革が加速されるかもしれない。先日、ニュースである企業が全員テレワークにするというので、机上のPCを取りはずしている「画」が流された。あれって本当なのだろうか。社員が職場の机上にセットしていたPC全部(?)を軒並み外す(ように映る)のである。そんな会社がないと断定できる根拠はないが、いかにもやらせっぽい。
専門家のインタビューでも背景が本棚で、いかにもテーマに合った書籍が映る。わざわざ(?)表紙がこちら向きになっていることもある。これって撮影前に置き換えたりして。それについて、もちろん私は何の根拠も持っていないけれど。
ともあれテレワークに関しては、それが可能な職種であれば、いまは緊急事態だから促進するのはけっこうなことである。ただ、こうしてドンドン自宅でPCとなると、通信環境の方は大丈夫なのかと心配になる。そうした会社では個々人のWi-Fiも問題ないのだろう。ただ、ネットや無線でやり取りできる総量は決まっているから、これを超えるとオーバーフロー、いやここは日本語で「容量超過」で通信が停滞するのではないか。私はわが国のネット環境の現状について懸念している。 |
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